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岐阜市女性センター - お知らせ

所長つうしんの記事一覧

【最終回】R4.3「所長つうしん」~ 弥生 年度末を迎え ~

所長つうしん 2022年3月 1日

 弥生 年度末を迎え 

 年度末を迎えました。私が女性センター所長として赴任して2年になりますが、令和2年1月中国武漢から世界に広がったコロナウイルス感染が様々な変化を繰り返し、現在オミクロン株となり蔓延している状況化の中、新たなステルスオミクロン株の広がりも注意すべき状況となっています。正しくこの2年間コロナ禍での業務運営となりましたが、当施設への来館なく講座への参加ができるよう、職員一同インターネット(WEB)の活用等利用者への利便性向上を図ったところ、利用者から「今まで子供が小さく、参加できなかったが講座を受けることができた」「コロナ禍で参加したくてもできなかった」等の意見も寄せられ、結果利用者の裾野の広がりに寄与することになったと痛感したところです。コロナ感染の収まりはまだ先になると思われますが、コロナ治療薬承認待ち等の情報も報道で流れていますことから、季節風インフルエンザと同じ状況になるのも、遠くないのではないかと祈るばかりです。

 3月は旧暦で弥生(やよい)と呼びますが、弥生の「弥」はいよいよ・ますます、「生」は草木が芽吹くことを意味し、草木がだんだんと芽吹く時期をあらわします。

花便りも梅から始まり桃、桜と続き春を迎える季節が到来します。年度末を迎え忙しい時期となりますが、花を観賞する余裕を持ち和やかに過ごせたら良いですね。

    • 女性センターからの案内

     当初つながりステーション開催期間は2月末までとなっておりましたが、現在の状況を鑑み3月末まで延長することとなりました。
    引き続きご利用をお待ちしています。

    当施設には、1階図書館北側に『あんしんつながりステーション(岐阜駅東)』があります。
    一人で悩みを抱え込むことなく負担が軽減されるよう一緒に寄り添いますので気軽にお越しください。

    あんしんつながりステーション岐阜駅東  電話 058-268-1052

    秘密厳守! 相談無料(対面、電話、メール) 

     当施設ご利用に際しては、コロナの脅威がどこにあるかわかりませんことから、マスク、手洗い、三密を防ぐためのソーシャルディスタンシングの確保を遵守しコロナを払拭してくださいますようお願いしております。

                 ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長  林 嘉彦  

    R4.2「所長つうしん」~ 如 月 ~

    所長つうしん 2022年2月 1日

     如 月 

     2月を迎えました。古来日本では和風月名として、各月を季節感のある言葉で表現されており、2月は「如月(きさらぎ)」となります。この言葉の由来は諸説ありますが、「衣更着」厳しい寒さに備え、重ね着をする季節が転じた説と、春に向けて草木が生え始める「生更木」陽気が更に来る月との説が有力ともいわれます。

     さて、全国的にオミクロン株の脅威にさらされており、日本全国でまん延防止等重点措置が取られています。岐阜県下でも、1月21日に適用され、飲食店での時間規制、アルコール提供の取止め等かなり厳しい措置が取られていますが、月末を迎えるにあたり、驚異的な感染者数となっています。今回は以前と違い、各地区で感染に伴うクラスターが多発している点と、18歳未満の感染者が増え学校等の休校が各地で報告されていることがあげられます。今回は症状が軽いといわれていますが、感染力は比べ物にならないほどの脅威であるため、知らぬ間に身近に迫っているかもしれません。予防薬、治療薬の充実が図られ終息に向かい、季節風インフルエンザと同等の扱いとなることを祈るばかりです。

     また、当施設では1月15日(土)~23日(日)に開館記念事業としてハートフルフェスタを行いましたが、開催中にまん延防止措置の適用となったことから、残念ながら各講座を中止いたしました。またのご参加をお待ちしております。

    • 女性センター講座案内

     これからのライフデザイン 自分らしく輝き続けるセカンドステージをめざして

     人生100年時代、加齢による影響も受け入れながら、自分らしく豊かに人生の後半を過ごすためのライフスタイルについて一緒に考えましょう。

     講師 中川 久枝 氏(株式会社BLS 代表取締役)

     3月3日(木) 10:0012:00 ハートフルスクエアーG 2階 大研修室

     受講料:無料  定員:50歳以上の男女 50名(応募者多数の場合は抽選)

    • 女性センターからの案内

    当施設には、1階図書館北側にあんしんつながりステーション(岐阜駅東)』があります。
    一人で悩みを抱え込むことなく負担が軽減されるよう一緒に寄り添いますので気軽にお越しください。

    あんしんつながりステーション岐阜駅東  電話 058-268-1052

    秘密厳守! 相談無料(対面、電話、メール) 

     当施設ご利用に際しては、コロナの脅威がどこにあるかわかりませんことから、マスク、手洗い、三密を防ぐためのソーシャルディスタンシングの確保を遵守しコロナを払拭してくださいますようお願いしております。

                 ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長  林 嘉彦  

    R4.1「所長つうしん」~あけましておめでとうございます~

    所長つうしん 2022年1月 1日

    あけましておめでとうございます

     あけましておめでとうございます。今年は十二支では3番目にあたり、六十干支で表すと壬寅(みずえのとら)となり、「壬」(みずえ)の文字は、厳冬を耐えて、内に蓄えた陽気で次代の礎を意味し、「寅」の文字は、豊穣を助けるミミズが土の中で動き、芽吹きが始まった状態を表し、「壬寅」は、冬が厳しいほど春の芽吹きは生命に溢れ、華々しく生まれることを表しています。

    一昨年1月中国武漢から世界に広まったコロナウイルスですが、その後、アルファ(イギリス)→ベータ(南アフリカ)→ガンマ(ブラジル)→デルタ(インド)→オミクロン(南アフリカ)といった具合に世界各地で様々な変異となって広がりをみせています。日本では海外からの入国者の中からオミクロン株が判明し徐々に広がりをみせており、徐々にオミクロンに変わりつつあります。感染力が以前の数倍ですが、症状が軽いとのことで、知らぬ間に身近に迫っているかもしれないと危惧する状況です。今年の干支が示すよう、長きにわたるコロナとの戦いが終息し、マスクが不要となる日が来るのを祈るばかりです。 

     当施設では、1月15日(土)~23日(日)に開館記念事業としてハートフルフェスタを行います。コロナ感染の影響を受け昨年度に続き今年度も規模を縮小し、感染対策を取り開催させていただきます。詳細につきましては、12月初旬ごろ発行予定の当館情報誌及びハートフルフェスタ2022チラシを参照ください。なお、女性センターでは121日(金)、22日(土)、23日(日)に様々な講座を用意し、皆様の参加をお待ちしています。何れも事前予約制となっていますので、チラシ、ホームページ等にて確認し申込みをお願いいたします。 

    ハートフルフェスタ 2022 ハートフルフェスタ 2022g

    • 画像クリックでPDF版がダウンロードされます
    • 女性センターからの案内

    当施設には、1階図書館北側にあんしんつながりステーション(岐阜駅東)』があります。
    一人で悩みを抱え込むことなく負担が軽減されるよう一緒に寄り添いますので気軽にお越しください。

    あんしんつながりステーション岐阜駅東  電話 058-268-1052

    秘密厳守! 相談無料(対面、電話、メール) 

     当施設ご利用に際しては、コロナの脅威がどこにあるかわかりませんことから、マスク、手洗い、三密を防ぐためのソーシャルディスタンシングの確保を遵守しコロナを払拭してくださいますようお願いしております。

                 ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長  林 嘉彦  

    R3.12「所長つうしん」~師走~

    所長つうしん 2021年12月 1日

    師走

     師走を迎え寒さも一段と増し、通勤の際の服装を冬仕様に変えることとなりましたが、天気予報にてこれが例年の寒さであるとのことを聞くと、改めて温暖化が気候に影響を与えていることを痛感せずにはおられません。

     さて、冬期に注意をしなければならないのは乾燥による火災の発生ですが、乾燥によりウイルスが活発になることも危惧しなければなりません。例年冬にはインフルエンザウイルスが猛威となりますが、今年は昨年に続き、新型コロナウイルスに対しても感染拡大とならないよう注意しなければなりません。報道でも言われていますが、乾燥によるコロナ感染6波に十分注意が必要とのことです。欧州では、デルタ株によるブレイクスルー感染による感染拡大の波が収まらず、ロックダウン等様々な対応がなされている状況です。欧州でのワクチン接種は、日本より2か月ほど早く始まったとのことでが、抗体減少に伴うものも一因であるとも考えられます。日本では、11月中から新規感染者が全国的に100人程という落ち着いた状態が続いており、報道にもありますが各観光地、繁華街に賑わいが戻りつつあります。コロナ6波への対応もあり、他国の状況を受け、コロナワクチン2回接種後8か月の方(医療従事者)から、3回目の接種が12月から始まります。引き続き国、県、市の感染対策を遵守し、感染状況が今以上悪くならないよう祈るばかりです。

     当施設では、1月15日(土)~23日(日)に開館記念事業としてハートフルフェスタを行います。コロナ感染の影響を受け昨年度に続き今年度も規模を縮小し、感染対策を取り開催させていただきます。詳細につきましては、12月初旬ごろ発行予定の当館情報誌及びハートフルフェスタ2022チラシを参照ください。なお、女性センターでは121日(金)、22日(土)、23日(日)に様々な講座を用意し、皆様の参加をお待ちしています。何れも事前予約制となっていますので、チラシ、ホームページ等にて確認し申込みをお願いいたします。 

    • 女性センターからの案内

    当施設には、1階図書館北側にあんしんつながりステーション(岐阜駅東)』があります。
    一人で悩みを抱え込むことなく負担が軽減されるよう一緒に寄り添いますので気軽にお越しください。

    あんしんつながりステーション岐阜駅東  電話 058-268-1052

    秘密厳守! 相談無料(対面、電話、メール) 

     当施設ご利用に際しては、コロナの脅威がどこにあるかわかりませんことから、マスク、手洗い、三密を防ぐためのソーシャルディスタンシングの確保を遵守しコロナを払拭してくださいますようお願いしております。

                 ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長  林 嘉彦  

    R3.11「所長つうしん」~霜月~

    所長つうしん 2021年11月 1日

    霜月

     11月を迎え今年も残り2か月となり、先月末から初霜の便りが届き始め日々寒さも増してきましたが、11月は旧暦で「霜月」と呼ばれ正に季節に合った暦であると痛感せずにいられません。

    さて、コロナウイルス第5波感染も、全国で一時25000人を超えていましたが、2回目コロナワクチン接種率7割超えによる集団免疫の確保、普段のマスク着用の効果もあり、全国の都道府県の中には一日の新規感染者ゼロという報道にもみられるよう、コロナ感染の終息に向かっていることは喜ばしい限りです。しかし、これから乾燥期を迎えるにあたり、コロナ、インフルエンザが活性化する時期に入ります。報道では、コロナ感染第6波の危惧を予想する意見が聞かれますが、引き続き感染防止等により、再びの感染拡大が起こることなきよう祈るばかりです。

     当施設では、毎年1月中に開館記念事業を行っています。一昨年までは大規模の開催としていましたが、コロナ感染の影響を受け昨年度に続き今年度も規模を縮小し、感染対策を取り開催させていただきます。詳細につきましては、12月発行する当館情報誌及びハートフルフェスタ2022チラシを参照ください。

      • 女性センターからの案内

       9月1日から「女の子と女性のためのあんしんつながり相談」がはじまりました。場所は、ハートフルスクエアーG1階(旧消費生活センター跡地)に、新たにあんしんつながりステーション』として、一人で悩みを抱え込むことなく気軽に話をすることができる相談場所を開設しました。コロナ禍で様々な悩みが生まれても、気軽にお友達と会えない等悩みを抱え込む場合が多々あろうかと思いますが、相談の窓口としてご利用いただければ、悩みの負担が軽減されるかと考えますので気軽にお越しください。

      「あんしんつながりステーション」は3か所ありますのでご案内します。

      あんしんつながりステーション岐阜駅東  電話 058-268-1052

       開設 火曜~土曜 及び毎月最終火曜の前日 ※但し、毎月最終火曜は休み(10時~16時)

      ☆あんしんつながりステーション柳ケ瀬東 電話 070-5579-7747

       開設 火曜・水曜・金曜 (10時~15時)

      ☆あんしんつながりステーション長良 電話 090-7432-9158090-3567-6564

       開設 月曜・水曜・日曜 (11時~16時)

       何れも、秘密厳守! 相談無料  詳細はチラシ参照

      女の子と女性のためのあんしんつながりステーション   女の子と女性のためのあんしんつながりステーション

      • 画像クリックでPDF版がダウンロードされます。

       当施設ご利用に際しては、コロナの脅威がどこにあるかわかりませんことから、マスク、手洗い、三密を防ぐためのソーシャルディスタンシングの確保を遵守しコロナを払拭してくださいますようお願いしております。

          ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長  林 嘉彦 

      R3.10「所長つうしん」~神無月~

      所長つうしん 2021年10月 1日

      神無月

       今年度下期となります10月を迎えましたが、まだ残暑厳しい日々が続くと思われますので、体調管理については十分に気をつけて食欲の秋を満喫できたらと考えています。

      コロナウイルスの件ですが、夏休み等の影響と思われるコロナの発症件数も、全国的に発せられた緊急事態等の宣言効果もあり、落ち着きを取り戻してきたことが、日々報道される発症人数を見ても伺えます。岐阜県下におかれましても、ワクチン2回接種が約6割と集団免疫確保となる数値となりつつあります。しかし、デルタ株はワクチン接種がまだ受けられていない若者、若年層に脅威となっており、学校運営、行事に多大な影響を及ぼしています。ワクチン接種を希望する方々が、早く接種となる機会が訪れるのを願うばかりです。

       さて、余談にはなりますが、10月は八百万(やおよろず)の神様が人々の運命を話し合うため、全国から出雲の国へ出かけることから、「神無月」と呼ばれ、神様をお迎えする出雲では、「神在月」といわれています。また、1017日には、宮中行事として、天皇が新穀(初穂)を神様に奉納し、豊作に感謝する「神嘗祭(かんなめさい)」が行われます。コロナ禍ですが、ささやかでも実りの秋を楽しみたいものです。

      • 女性センターからの案内

       9月1日から「女の子と女性のためのあんしんつながり相談」がはじまりました。場所は、ハートフルスクエアーG1階(旧消費生活センター跡地)に、新たにあんしんつながりステーション』として、一人で悩みを抱え込むことなく気軽に話をすることができる相談場所を開設しました。コロナ禍で様々な悩みが生まれても、気軽にお友達と会えない等悩みを抱え込む場合が多々あろうかと思いますが、相談の窓口としてご利用いただければ、悩みの負担が軽減されるかと考えますので気軽にお越しください。

      「あんしんつながりステーション」は3か所ありますのでご案内します。

      あんしんつながりステーション岐阜駅東  電話 058-268-1052

       開設 火曜~土曜 及び毎月最終火曜の前日 ※但し、毎月最終火曜は休み(10時~16時)

      ☆あんしんつながりステーション柳ケ瀬東 電話 070-5579-7747

       開設 火曜・水曜・金曜 (10時~15時)

      ☆あんしんつながりステーション長良 電話 090-7432-9158090-3567-6564

       開設 月曜・水曜・日曜 (11時~16時)

       何れも、秘密厳守! 相談無料  詳細はチラシ参照

      女の子と女性のためのあんしんつながりステーション   女の子と女性のためのあんしんつながりステーション

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       当施設ご利用に際しては、コロナの脅威がどこにあるかわかりませんことから、マスク、手洗い、三密を防ぐためのソーシャルディスタンシングの確保を遵守しコロナを払拭してくださいますようお願いしております。

          ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長  林 嘉彦 

      R3.9「所長つうしん」~コロナ感染拡大及びパラリンピック~

      所長つうしん 2021年9月 1日

      コロナ感染拡大及びパラリンピック

       8月24日から東京パラリンピックが始まりましたが、ルール、運営等、普段見ることが無いことも多く、興味を持ちながらTV観戦の日々が続いています。また、観戦して感じたことは、障がいであるから手を差し伸べるのではなく、必要とされる場合に手を差し伸べることを痛感し、全ての人に優しいバリアフリーの重要性を改めて感じずにはいられません。

       さて、デルタ株の影響もありコロナ感染拡散が止まりません。デルタ株による感染力の強さ、お盆による帰省、コロナに対する慣れもあり、1都1道2府17県に緊急事態宣言、12県にまん延防止等重点措置が適用され、全国規模で様々な自粛が求められています。岐阜県下におきましても、300人を超える感染者発表の日々が続いています。県下のワクチン2回接種率が概ね5割となりとなりましたが、感染力の強いデルタ株の猛威により、接種の順がまだとなる若者の感染増が顕著にみられます。ワクチン接種を希望する方々が、早く接種となる機会が訪れるのを願うばかりです。

      • 女性センターからの案内

       9月1日から「女の子と女性のためのあんしんつながり相談」がはじまりました。場所は、ハートフルスクエアーG1階(旧消費生活センター跡地)に、新たにあんしんつながりステーション』として、一人で悩みを抱え込むことなく気軽に話をすることができる相談場所を開設しました。コロナ禍で様々な悩みが生まれても、気軽にお友達と会えない等悩みを抱え込む場合が多々あろうかと思いますが、相談の窓口としてご利用いただければ、悩みの負担が軽減されるかと考えますので気軽にお越しください。

      「あんしんつながりステーション」は3か所ありますのでご案内します。

      あんしんつながりステーション岐阜駅東  電話 058-268-1052

       開設 火曜~土曜 及び毎月最終火曜の前日 ※但し、毎月最終火曜は休み(10時~16時)

      ☆あんしんつながりステーション柳ケ瀬東 電話 070-5579-7747

       開設 火曜・水曜・金曜 (10時~15時)

      ☆あんしんつながりステーション長良 電話 090-7432-9158090-3567-6564

       開設 月曜・水曜・日曜 (11時~16時)

       何れも、秘密厳守! 相談無料  詳細はチラシ参照

      女の子と女性のためのあんしんつながりステーション   女の子と女性のためのあんしんつながりステーション

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       当施設ご利用に際しては、コロナの脅威がどこにあるかわかりませんことから、マスク、手洗い、三密を防ぐためのソーシャルディスタンシングの確保を遵守しコロナを払拭してくださいますようお願いしております。

          ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長  林 嘉彦 

      R3.8「所長つうしん」~コロナ感染拡大及びオリンピック~

      所長つうしん 2021年8月 1日

      コロナ感染拡大及びオリンピック

       7月23日から東京オリンピックが始まり、TV観戦の日々が続き一喜一憂の日々を過ごしていますが、まさに極暑の中での大会となり、選手、大会を支えるスタッフの皆様には頭が下がる思いです。当初メダルが有力視されていた選手が予選敗退かと思えば、メダル候補でない選手がメダル獲得といった具合に、TV観戦といえども思わず力が入ってる自分に気づき、「国を応援する」これがオリンピックであると改めて感じずにはおられません。

       さて、オリンピック選手、スタッフからもコロナ感染の報道が毎日のように届きます。全国的に第5派となるコロナ感染の拡散により、現在東京、沖縄に緊急事態宣言がなされていますが、8月2日からは新たに4県増え緊急事態宣言6都県となり、まん延防止等重点措置が5道府県に適用されます。関東地区での緊急事態宣言下では、長きにわたるコロナ自粛の反動もあり、感染増加傾向にあることは毎日報道されております。極暑のオリンピック期間出歩く事無く、クーラーの効いた自宅から、TVでの応援によりコロナ終息に向かってもらいたいものです。また、私の周りでもコロナワクチン接種を、1回受けた、2回目が終わったとの声が聞かれるようになりました。まだ、集団免疫7割には程遠い状況ですが、周りを見渡しても接種券は届いたが、接種予定日が決まらないとの声をよく聞きます。ワクチン接種希望の方が早く接種でき、コロナの脅威以前の生活に戻ることを願うばかりです。

      女性センターでの講座を案内させていただきます。

      ① 育パパ応援♪ わくわくリトミック

       8月21日(A10:3011:30B13:3014:30 

        A 1歳半~2歳児の父と子  B 3歳児~4歳児の父と子

        (リズムあそびを通してパパと子どものスキンシップ)

      ② 好きを仕事に!あなたもできる「インスタで企業ブランディング」

       9月8日から開講(全8回+個別カウンセリング等) 

       受講対象:SNSを活用して情報発信を行う仕事がしたい女性、または興味がある女性

       持 ち 物 :スマートフォンもしくはタブレット

       当施設ご利用に際しては、コロナの脅威がどこにあるかわかりませんことから、マスク、手洗い、三密を防ぐためのソーシャルディスタンシングの確保を遵守しコロナを払拭してくださいますようお願いしております。

          ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長  林 嘉彦 

      R3.7「所長つうしん」~いよいよ文月~

      所長つうしん 2021年7月 1日

      いよいよ文月

       7月を迎え蒸し暑き日々が訪れていますが、山開き、海開き、夏休み、東京オリンピックと様々なイベントの始まる月となります。しかしながら新型コロナウイルスの脅威が収まったわけではありません。岐阜県下のコロナ患者発生は、以前に比べ収まっている状況ですが、先ほど述べました様々なイベントにより再度の感染拡大が想定されます。また、長きにわたるコロナ自粛の反動も感染拡大の要因となることも十分に考えられ、報道でも幅広く注意喚起が行われています。さて、現在高齢者を中心にワクチン接種が進められ、集団接種も進みつつありますが、少しでも早く7割の方の接種が済み、集団免疫が確保されコロナの脅威以前の生活に戻ることを願うばかりです。

       女性センターでは、現在大雨災害、台風等での防災基礎知識を学んでいただけますよう、「災害等により設置されます避難所で想定される様々な出来事」にスポットを当て、具体的な防災の基礎を、WEBにてオンライン配信をさせていただいております。インターネット接続可能な電子機器(スマートフォン、タブレット等)であれば視聴可能ですので、この機会に是非視聴いただけたらと考えています。

      ☆夏休み関連講座 (事前申し込み必要)

       ① 7月17日(10:3012:00

         夏休み直前企画!今さら聞けない こどもの性教育

         (親としてどんなことを伝えたら、家庭でできる性教育)

      ② 7月28日(A10:0010:45B11:0011:45

         夏休み!親子でつながる はなまるの日

        A 勉強習慣を身につけるヒミツ 魔法のスケジューリング講座

        B 親子で ヒーリングコラージュRセラピー

        (A魔法のスケジュール作り B親子でコラージュ作り)

      ③ 8月21日(A10:3011:30B13:3014:30

         育パパ応援♪ わくわくリトミック

        A 1歳半~2歳児の父と子  B 3歳児~4歳児の父と子

        (リズムあそびを通してパパと子どものスキンシップ)

       当施設ご利用に際しては、コロナの脅威がどこにあるかわかりませんことから、マスク、手洗い、三密を防ぐためのソーシャルディスタンシングの確保を遵守しコロナを払拭してくださいますようお願いしております。

          ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長  林 嘉彦 

      R3.6「所長つうしん」~水無月~

      所長つうしん 2021年6月 1日

      水無月

       昨年4月から所長通信の配信をさせていただいておりますが、全国的にコロナの脅威が未だに続いています。岐阜県下におきましても新型コロナウイルス「第4波」の影響により、5月末までの「まん延防止等重点措置」期間が6月20日までと延期になったことが政府発表として出されました。このことを受け岐阜市独自の非常事態宣言も引き続き延長され、当施設も岐阜市の対応に基づき、施設利用の予約等を除き利用規制を行っているところです。さて、岐阜市では65歳以上の高齢者を中心に、コロナワクチンの予防接種が始まりました。また、高齢者への接種を迅速に進めるため、岐阜産業会館での高齢者への集団接種会場が設置されるという報道があったところですが、少しでも早く65歳以下の方への接種にシフトし、コロナ以前の生活に戻ることを願うばかりです。
       女性センターでは、防災における基礎知識として、災害等により設置されます避難所で想定される様々な出来事にスポットを当て、具体的な防災の基礎を、WEBにてオンライン配信をさせていただいております。インターネット接続可能な電子機器(スマートフォン、タブレット等)であれば視聴可能ですので、この機会に是非視聴いただけたらと考えています。
      ※オンラインはYouTubeでの配信となりますが、岐阜市女性センターのホームページからでも繋がります。

      ※インターネット環境のない方への上映

        令和3年7月12日(月)        14時~15時  大研修室         申込必要
        令和3年9月1日(水)~9月13日(月) 常時   交流サロンにてビデオ上映  申込不要

      また、男女共同参画週間事業の一環として、74日(日)に「アニメが描く『ヒーロー・ヒロイン』変わりゆく男性像・女性像」の講座を執り行います。日本のアニメを通し、ヒーロー・ヒロインの描かれ方の変化を捉え、アニメキャラクターからどのような影響を受けているのか、性別にこだわらない自分らしい生き方について学ぶ機会となります。コロナ禍のため、講座形式等状況を確認しながらの開催となりますが、事前申込みが必要となります。

      (申込方法等については、女性センターホームページ、インスタグラム、広報ぎふ、各施設配布チラシをご覧ください。)

       当施設ご利用に際しては、コロナの脅威がどこにあるかわかりませんことから、マスク、手洗い、三密を防ぐためのソーシャルディスタンシングの確保を遵守しコロナを払拭してくださいますようお願いしております。

                     ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 林 嘉彦

      R3.5「所長つうしん」~皐月~

      所長つうしん 2021年5月 1日

      皐月

       新緑が眩しい季節となりましたが、TV報道、新聞等では新型コロナウイルス第4波感染拡大のニュースばかりが目立ちます。岐阜県下も例外ではなくコロナ変異ウイルスの影響もあり、4月26から5月11日までの期間、新型コロナウイルス「第4波」非常事態宣言が発動され、各種施設での営業時間の短縮、飲食店等での酒の提供時間の規制等となっています。全国を見渡すと一部の地域では、学校のオンライン授業、部活の中止、店舗への営業自粛等かなり厳しい規制でのコロナ拡散防止を図っているところです。さて、岐阜市におきましては、4月中半過ぎから高齢者に対しコロナワクチンの予防接種の案内が届き始め、対象は、今年度65歳以上となる市民となっています。このことは、医療従事者以外の方へのワクチン接種の見込みが形になり現れることになりましたが、一日も早く全市民がワクチン接種対象となり、コロナ以前の生活に戻ることを願うばかりです。
       また、4月28日岐阜県は近隣県である三重県とともに、新型コロナウイルスの完全拡大防止を図る「まん延防止等重点措置」の実施地域とするよう国に要請したとの報道がなされました。新たな規制が発表されることになることも考えられますが、私どもの施設は公共施設であることから、提示されます規制を遵守し、利用者へ安全安心が届けられますように配慮してまいります。

       女性センターでは、4月15日号の「広報ぎふ」及びチラシにて案内をさせていただきましたが、梅雨による洪水、今後発生する台風、地震被害等により設置されます避難所で想定される様々な出来事にスポットを当て、具体的な防災の基礎を、WEBにてオンライン配信をさせていただきます。インターネット接続可能な電子機器(スマートフォン、タブレット等)であれば視聴可能ですので、この機会に是非視聴いただけたらと考えています。なお、当施設におきましても、5月20日午前、午後各1回上映会を行いますが、コロナ禍であることを配慮し各回先着順40名という人数制限を設けて行いますので宜しくお願いいたします。
      ※オンラインはYouTubeでの配信となりますが、岐阜市女性センターのホームページからでも繋がります。

       当施設ご利用に際しては、コロナの脅威がどこにあるかわかりませんことから、マスク、手洗い、三密を防ぐためのソーシャルディスタンシングの確保を遵守しコロナを払拭してくださいますようお願いしております。

                        ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長  林 嘉彦

      R3.4「所長つうしん」~新年度~

      所長つうしん 2021年4月 1日

      新年度

       桜の満開が過ぎ散り始めましたが、新しき職場へと向かう皆様には重要な時期となりました。

       新年度をむかえましたが、新型コロナウイルス第3波から、わずか1カ月で第4波の声が日本各地で聞かれるようになり、さらには変異ウイルスの発生件数も日を追うごとに増えています。コロナ終息に向け、医療関係者を中心にコロナワクチンの接種が始まり、まだ一般の皆様に順番が来るのは先のこととなりますが、その中での変異ウイルス拡散が進み、引続きコロナ予防の対策が求められています。コロナウイルス終息のためにも、ワクチン接種者が6割を超すまでは、諸事情により県、市町村を移動する際は、事前に情報を取得し行動を行うことが感染防止のためにも必要となります。このような状況下ですが、3月末東京オリンピックの聖火リレーが福島から始まり、岐阜市は4月4日夕刻からと印刷された幟が、交通規制という形で道路脇にたなびいています。時間、場所等が明確であれば是非とも応援という形で見守りたいところですが、コロナ感染拡大防止の観点では厳しいかなと感じずにはいられません。

       さて、女性センターでは、4月1日号の「広報ぎふ」に、5月に行います「大相談会」の案内をさせていただきました。先着順の事前受付となりますので、相談を希望されます方は、早めの申し込みをお願いいたします。

       相談日 5月16日(日)10:00~15:00                               
       場所  ハートフルスクエアーG 2階  

      ※相談内容は10の相談内容となり、各相談員の相談を受けられます。
      なお、相談内容によっては電話相談も可能です。詳しくは、ホームページ、広報ぎふ、インスタグラム等をご覧ください。 

       当施設ご利用に際しては、コロナの脅威がどこにあるかわかりませんことから、マスク、手洗い、三密を防ぐためのソーシャルディスタンシングの確保を遵守しコロナを払拭してくださいますようお願いしております。

      ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 林 嘉彦

       

       

      R3.3「所長つうしん」~年度末を迎え~

      所長つうしん 2021年3月 1日

      年度末を迎え

       3月(弥生)を迎え、新年度を迎える準備等忙しい時期となりました。

       昨年度末からの新型コロナ第3波も終息に向かい、岐阜県におかれましても非常事態宣言が解除されましたが、コロナ感染の脅威はまだ納まっていませんことから、引き続き飲食店の時間短縮等、岐阜県独自の規制がしばらく続きます。
       2月中旬から、コロナ収縮に向け、医療関係者を中心にコロナワクチンの接種が始まりました。その後65歳以上の高齢者、基礎疾患者と続き、最後に一般の方へとの順になるそうですが、一日も早くワクチン接種が皆様に訪れ、季節性インフルエンザと同等の扱いになることを祈るばかりです。

       さて、コロナ禍の影響で、在宅勤務の実施、飲食関係の営業自粛等が徹底され、これらの影響もあり店舗の閉鎖、雇い止め等、特に女性の就業に影響を及ぼしています。女性センターでは、3月6日(土)に、国際女性デー関連講座「コロナ禍を生きる!何が変わった?何ができる?今こそつながろうの講座を、岐阜県地域女性団体協議会の度会さち子理事をお迎えし執り行います。身近な話題を交えながらこれからの生き方について学んでいただける機会になればと考えています。

       当施設ご利用に際しては、コロナの脅威がどこにあるかわかりませんことから、マスク、手洗い、三密を防ぐためのソーシャルディスタンシングの確保を遵守しコロナを払拭してくださいますようお願いしております。

       

      ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 林 嘉彦

       

       

      R3.2「所長つうしん」~如月~

      所長つうしん 2021年2月 1日

      如月

       2月(如月)を迎え、一番寒い時期でありますが皆様どのようにお過ごしでしょうか。昨年末からの新型コロナ第3波を受け、岐阜県におかれましても2月7日まで非常事態宣言が発せられ、県内外の異動自粛、飲食の営業20時、アルコ―ルの提供19時迄等様々な規制により感染拡大の抑え込みの措置がなされております。ここ数日の患者発生数を見て若干人数が減ってきていると思いますが、高齢の方の感染並びに死亡数が気になるところで、非常事態の解除が厳しいかと思わずにいられません。

       この間当施設におきましては開館記念日となるフェスタ期間となりましたが、コロナ禍であることを考慮し、安心して皆様が参加できますよう、規模を縮小し、催し物等につきましても密とならないよう配慮してハートフルフェスタの開催を執り行ったところです。今年のフェスタ講座では、ソフトバンクの協力により初めてのタブレットを使ってみようと題し、午前は小学校入学前のお子様を対象とした「お絵かき」、午後は小学生低学年を対象とした「プログラミング」を執り行いましたところ、「楽しかった」という声が多数聞かれました。次年度以後も興味を引く講座を続けていきたいと考えています。

       当施設ご利用に際しては、コロナの脅威がどこにあるかわかりませんことから、マスク、手洗い、三密を防ぐためのソーシャルディスタンシングの確保を遵守しコロナを払拭してくださいますようお願いしております。

       

      ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 林 嘉彦

       

       

      R3.1「所長つうしん」~新しき年を迎え~

      所長つうしん 2021年1月 1日

      新しき年を迎え

       あけましておめでとうございます。

       今年は十二支の動物の中でも動きが緩慢で遅いことから、先を急がず一歩一歩着実に物事を進める大切な干支「丑」であります。
       昨年は、1年を通し新型コロナウイルス関係の新聞、テレビ等での報道が頻繁にあり、昨年末からは新型コロナ第3波が押し寄せ、忘年会の自粛、各種大規模イベントの中止等、大変な年末を過ごすことになりました。年を明けましたが、引き続き新型コロナウイルス拡大防止のための各種自粛が求められています。今年は、昨年延期となった東京オリンピックの開催年度となります。英国、米国では、コロナワクチンの接種が昨年末から始まりまったところです。日本も2月末から医療従事者、高齢者を優先に予防接種の準備を進めるとの報道がなされています。とにかくワクチンの確立により、早く季節インフルエンザと同じ扱いになることを祈るばかりです。

       さて、今月に行われますハートフルフェスタですが、今年度はコロナ禍であることを考慮し、フェスタへ安心して参加できますよう、規模を縮小し、催し物等につきましても密とならないよう配慮しております。詳細については、ハートフルスクエアーG情報誌76号並びにフェスタ案内チラシを是非ご覧になり、興味があるイベントに参加していただきますようお願いいたします。なお、いずれのイベントへの参加につきましても、コロナ対策として事前申し込みが必要となりますので、ご注意下さいますようお願いいたします。

       当施設ご利用に際しては、コロナの脅威がどこにあるかわかりませんことから、マスク、手洗い、三密を防ぐためのソーシャルディスタンシングの確保を遵守しコロナを払拭してくださいますようお願いしております。

                     

      ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 林 嘉彦

      fesuta.jpg

       

      R2.12「所長つうしん」~師走を迎え~

      所長つうしん 2020年12月 1日

      師走を迎え

       師走を迎え日々寒さが増していますが、皆様におかれましては年末を迎え忙しい日々を送る月かと思います。今年を振り返りますと、1月に中国武漢から始まった新型コロナウイルスが全世界へと感染が広まり、日本も同じく感染が拡大し現在第3波が押し寄せており、この影響で各種イベントの縮小、中止等、コロナ有りきの生活となっております。コロナ感染については、新聞、テレビ等にて報道が頻繁にありますが、連日東海3県の感染者数を見ますと、岐阜駅に直結した施設であるがゆえに身近に迫ってきていると思わずにいられません。

       当施設ご利用に際しては、コロナの脅威がどこにあるかわかりませんことから、マスク、手洗い、三密を防ぐためのソーシャルディスタンシングの確保を遵守しコロナを払拭してくださいますようお願いしております。

       さて、来年1月に行われますハートフルフェスタですが、今年度はコロナ禍であることを考慮し、フェスタへ安心して参加できますよう、規模を縮小し、催し物等につきましても密とならないよう検討しております。詳細については、ハートフルスクエアーG情報誌76号並びにフェスタ案内チラシを是非ご覧になり、興味があるイベントに参加していただきますようお願いいたします。なお、各種イベントへの参加については、コロナ対策として事前申し込みが必要となりますので、ご注意下さいますようお願いいたします。

                     

      ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 林 嘉彦

       

       

      ㊿「所長つうしん」~霜月~

      所長つうしん 2020年11月 1日

      霜月

       霜月を迎え初雪並びに紅葉の便りが届き始め、日々寒さが増してきました。

       岐阜市女性センターでは、皆様の防災意識を高め、避難に役立っていただけますよう、8月末から10月末まで、「大雨災害~わが家の避難作戦を考えよう~」と題し、YouTubeでの動画の配信及び数多くの市民の皆様に岐阜市総合防災安心読本及び洪水ハザードマップを手に取っていただけました。動画配信につきましては、前編・後編と各850回強の視聴があり、このことは皆様の防災意識の向上に役立てることができたと考えております。

       今、当施設では例年1月に行われますハートフルフェスタの協議を行っていますが、今年度はコロナ禍であることを考慮し、フェスタへ安心して参加できますよう、規模を縮小し、催し物等につきましても密とならないよう検討しております。なお、12月に入りましたら、ハートフルスクエアーG情報誌並びにフェスタ案内チラシを発刊しますので是非ご覧になり、興味があるイベントに参加していただきますようお願いいたします。

       また当館ご利用の際は、コロナの脅威がどこにあるかわかりませんことから、マスク、手洗い、三密を防ぐためのソーシャルディスタンシングの確保を遵守しコロナを払拭してくださいますようお願いいたします。               

      ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 林 嘉彦

       

       

      ㊾「所長つうしん」~台風シーズンを迎え~

      所長つうしん 2020年10月 1日

      台風シーズンを迎え

       暑さ寒さも彼岸までと言った言葉がありますが、やっと秋らしさが感じられるようになりました。今、台風の時期を迎えており、今年度に入り本土に3個接近しましたが、海水温の上昇等地球温暖化の影響により、いずれも勢力を弱めることなく接近し、各地から風・雨の影響で被害の報告がニュースとして流れていました。

       今年度岐阜市におきましても、豪雨による影響がありましたが大きな被害に至らなかったことは幸いでした。岐阜市女性センターでは、当館展示コーナーにて8月末から「大雨災害~わが家の避難作戦を考えよう~」と題し、動画の上映、避難の際の持ち出し必需品、岐阜市防災読本・ハザードマップを用意し皆様をお迎えしていましたが、好評につき9月24日まで延期し、市民の皆様に啓発をさせていただきました。まだ、台風シーズンが続きますので、しばらく岐阜市防災読本及びハザードマップにつきましては、手に取っていただけるよう展示コーナーの一部に用意してありますので、お持ちでない方で岐阜駅近隣にお越しの際は、是非ハートフルスクエアーG2階にお寄りしていただき、防災や災害時についてご家族で考える機会にしていただければと思います。

       さて、女性センターでは、11月15日(日)女性の生き方・働き方を応援する『大相談会』を開催します。公民館等にチラシ等配布してありご存じの方も多数あるかと思いますが、この場で再度案内させていただきます。

      ・臨床心理士と話してみよう              R21115.jpg・働く人のメンタルヘルス 

      ・仕事に役に立つ知識と資格              ・調停ってなに?     

      ・夫や彼とのトラブル                 ・仕事と暮らしの整理術         

      ・税金何でも                                                                                       

       皆様の身近な相談会となっていますので参考にしてください。なお、いずれも定員が決まっており、先着順となりますのでよろしくお願いいたします。

       また当館ご利用の際は、コロナの脅威がどこにあるかわかりませんことから、マスク、手洗い、三密を防ぐためのソーシャルディスタンシングの確保を遵守しコロナを払拭してくださいますようお願いいたします。

       

                     ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 林 嘉彦

       

       

      ㊽「所長つうしん」~災害に備えて~

      所長つうしん 2020年9月 1日

      災害に備えて

       

       コロナ禍の2波と共に猛暑が続く昨今ですが、通勤、仕事、外出時にマスクが必須となっており暑さがいつも以上に身に堪えます。

       地球温暖化の影響を受け、大気の状態が不順となり局地的な豪雨、竜巻等の発生が各地からニュースとして流れてきます。昨日台風が発生しましたが、幸運にも日本への影響は殆どありませんでした。

       台風シーズンを迎えますが、岐阜市女性センターでは、「清流の国ぎふ 女性防災士会」の協力により、8月30日から9月10日までハートフルスクエアーG2階にて災害に対する準備品等の展示を行っています。併せてYouTube動画配信しています「大雨災害~わが家の避難作戦を考えよう~」の上映を行っています。大雨災害の参考にしていただけたらと考えています。また、男女共同参画啓発誌Light vol.2「男女共同参画社会×防災~人に優しい地域を目指して~」も参照の上、防災や災害時についてご家族で考える機会にしていただければと思います。

       さらに、岐阜市生涯学習センターでは10月21日当館にて「大規模災害からの生活再建を学ぶ」をテーマに、弁護士であり防災士でもある永野海氏を招き講座を予定しています。突然の地震や台風、豪雨水害等で被災者になった時、住宅を中心とした生活再建を支援する各種制度を学んでいただけます。講座については9月15日号の広報ぎふにてご案内させていただきます。

       なお当館ご利用の際は、コロナの脅威がどこにあるかわかりませんことから、マスク、手洗い、三密を防ぐためのソーシャルディスタンシングの確保を遵守しコロナを払拭してくださいますようお願いいたします。

                     ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 林 嘉彦

      R20720-0930.jpg ←(ここをクリックすると動画のページに移動します)

       

      ㊼「所長つうしん」~長き梅雨~

      所長つうしん 2020年8月 1日

      長き梅雨

       今年の梅雨は全国的に長く、この影響を受け日照不足により食卓を賑わす野菜の高騰が続いています。また果物につきましても、色付きが悪いため加工品としてしか出荷できないというニュースも流れていました。家計を預かる皆様におかれましては、大変な日々を送られていることと思います。

       今年は梅雨明けが早いと言われていましたが、太平洋高気圧の勢力が弱く、梅雨前線の停滞により例年以上の豪雨となり特別警報が発生されるなど、日本各地に甚大な洪水被害を受けました。県下でも下呂市では飛騨川本流増水の影響で国道の崩落、支流の越水等による浸水被害が起こりました。地球温暖化の影響は日本だけでなく世界各国での異常気象の発生で、ロシアでの気温上昇に伴う永久凍土の溶解、中国での豪雨、オーストラリアでの乾季による大規模火災等発生しています。

       7月にも案内しましたが、女性センターでは大雨に対する備え、避難を皆様に周知する上でも「大雨災害~わが家の避難作戦を考えよう~」の動画を7月20日から9月30日まで配信しています。これから台風シーズンを迎えますが、大雨災害に対し皆様に参考としていただけると思います。動画配信可能な携帯でも視聴できますので是非ご覧ください。

       また、全国各地でコロナウイルスの第2波が発生しております。県下でも学校にてクラスターが発生しました。通常の生活をおくっていても、コロナの脅威がどこにあるかわかりませんが、マスク、手洗い、三密を防ぐためのソーシャルディスタンシングの確保を遵守しコロナを払拭してください。

                     ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 林 嘉彦

      R20720-0930.jpg ←(ここをクリックすると動画のページに移動します)

      ㊻「所長つうしん」~SNSを利用した情報発信~

      所長つうしん 2020年7月 1日

      SNSを利用した情報発信

       7月を迎え蒸し暑い日々が続き、通勤、職場内におけるコロナ感染防止でのマスク着用が影響し体が熱っぽい日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。コロナ対策に対し、6月になると全国的に非常事態宣言の解除、同19日県をまたいでの移動制限の解除、無観客ながらプロ野球待望の開幕と徐々に以前の生活に戻りつつあります。しかし北海道、北九州、東京といった様々なところでコロナウイルス感染のクラスターが発生している事を知りますと、マスク、手洗い、三密を防ぐためのソーシャルディスタンシングの確保を当面順守することが必要であると痛感しております。

       さて、女性センターでは6月24日インスタグラムにも上げましたが、つながり創出事業の会議を初めてオンライン会議を活用し執り行いました。オンラインでの参加は4人中2名で初めての試みとなりましたが、参加者の協力を得て何とかオンライン会議を実現することができました。また、本来ハートフルスクエアーGにて講座を開催予定しておりました「大雨災害~わが家の避難作戦を考えよう~」につきましては、コロナ感染を考慮し、7月20日~9月30日まで動画配信をする予定です。携帯電話でも視聴できますので是非ご覧ください。さらに、視聴できない方のために、ハートフルスクエアーG、2階通路にて8月30日~9月10日の期間ビデオ上映しますので是非ご覧ください。

       なお、インスタグラム、動画配信は岐阜市女性センターホームページのトップ画面から閲覧可能ですので、是非一度ご覧いただければと考えています。

                         ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 林 嘉彦

       

      ㊺「所長つうしん」~やっと施設再開~

      所長つうしん 2020年6月 1日

      やっと施設再開

       6月を迎え梅雨の便りが届くようになりました。6月1日から学校が再開され、朝通勤バスから約3か月ぶりに通学の学生・生徒の元気な姿を見ることができ、街中に活気が戻ってきたと改めて痛感したところです。以前は当たり前の風景でしたが、コロナウイルスの第2派、3派がくるかもしれないと言われている昨今、コロナが終息し何時もの生活が続くことを祈るばかりです。

       さて、コロナウイルスの猛威に伴い国の緊急事態宣言が指定されていましたが、岐阜県におかれましても5月14日に指定が解除され、岐阜市の公共施設も市独自の非常事態宣言解除を受け、感染防止策を実施した後、順次利用できる施設が再開されております。当施設も本日から再開いたしますが、飛沫防止のためマスクの着用、利用者の人数規制等感染防止をお願いし、運用していくことになります。

       女性センターでは、コロナの影響で中止となった講座の内容を皆様にお知らせする手法としてSNSでの発信、当施設での放映を検討しています。その際は、広報等活用し周知させていただきますので、ご賛同くださいますようお願いいたします。

       また、センター主催の講座やイベントは、すべてホームページ上や「広報ぎふ」などにてご紹介しますので、是非ご覧くださいますようご案内申し上げます。

                         ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 林 嘉彦

       

      ㊹「所長つうしん」~街角でみつけたホッとスポット~

      所長つうしん 2020年5月 1日

      街角でみつけたホッとスポット

       

       新緑の時期を迎へ花木が眩しいほどに輝く季節となりました。

       4月29日からのゴールデンウイーク週間を迎へ、本来なら旅行、遊びといった外出を楽しみにしているところですが、コロナウイルスの封じ込めで全国的に緊急事態宣言が発令されており、岐阜市でも外出自粛が求められ、普段の生活にも影を落としています。一日も早くコロナ危機が終息し、以前の生活が復旧することを祈っています。

       4月30日職場への出勤の際、微笑ましい光景を見ることができました。

      020430.jpg  JR岐阜駅南口、清水川プロムナード整備によって
      造られた池に、カルガモ親子を見ることができました。
      カルガモの親に、子どもたちです。親の目の届く範囲
      を子ガモ達が自由に動きまわっている姿を見ていると、
      時間が経つのも忘れ、気持ちが朗らかになりました。
      反面、小学生以下のお子様をお育て中の皆様におかれ
      ましては、学校の臨時休校、外出自粛等、厳しい生活
      が続いていることと思います。
      写真だけでもと思い掲載させていただきました。

       私ども女性センターは、所長、係長、職員4人の
      6人にて、男女共同参画事業を進めていくことになり           令和2年4月30日撮影
      ます。その中で私を含め3人が4月からの新規職員と             
      なりますが、様々な視点を通し良き女性センターを目
      指していきますので、よろしくお願いいたします。                

                         

      ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 林 嘉彦

       

      ㊸「所長つうしん」~4月を迎えて~

      所長つうしん 2020年4月 7日

      4月を迎えて

       桜の満開とともに、4月を迎えることとなりました。

       今年度よりこちらでお世話になることになりました、ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長の林でございます。

       1月中旬武漢から始まりましたコロナウイルスによる新型肺炎が、昨今日本各地に広まりはじめ、ニュース等報道はコロナ一触で明るいニュースが観られません。また、全国での学校休校、感染予防のためのマスク不足、宴会、旅行の自粛等の影響を受け、コロナによる倒産も聞かれ始めました。

       当施設につきましても、予定していました各種イベント、講座等の中止、延期せざるをえない状況が続いています。早くコロナ危機が終息することをお祈りしますが、皆様も無理することなくお体を大切にし、この危機を乗りきっていただけますよう祈念しております。

       なお、センター主催の講座やイベントは、すべてホームページ上や「広報ぎふ」などにてご紹介しますので、是非ご覧くださいますようご案内申し上げます。

       

       ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 林 嘉彦

       

      ㊷「所長つうしん」合同企画を終えて・・・

      所長つうしん 2020年3月 6日

       合同企画を終えて・・・

       去る2月13日にハートフルネットぎふと岐阜大学地域科学部立石研究室との合同企画
      「ど真ん中❝ぎふ❞からの発信 すべての人が生きやすい社会へ~性の多様性から考える」を開催しました。

       当日はハワイ州最高裁判所判事サブリナ・シズエ・マッケナさんを迎え、性の多様性に関するアメリカ(ハワイ州)の過去からの経緯や現在の状況などを講演して頂きました。
       感銘を受けたのは、これぞ「法治国家」というアメリカの状況です。50年近くも前の1972年に「タイトル9(教育改正法第9編)」で教育機関における性差別が禁止されました。1993年にハワイ州最高裁で同性婚が認められ、2015年にはアメリカ全州で同性婚が合憲となっています。

      「どんだけ 進んどるんや!」って感じです。統計では、現時点で明確に男女を自認していない人が10%前後存在します。こうなると「男女共同参画」という用語自体が色褪せてきているような感じを持ちます。

       今回の合同企画では""の多様性をテーマに実施しましたが、さまざまな視点で多様性を取り上げ、"一人一人が責任を持って個性や能力を発揮できる"社会を目指していきたいと思います。
                

                         ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 小川 洋史

       

      ㊶「所長つうしん」ハートフルフェスタ2020を終えて・・・

      所長つうしん 2020年2月 5日

       ハートフルフェスタ2020を終えて・・・

       去る1月18・19・25・26日の4日間「ハートフルフェスタ2020」を開催しました。雨の日もあり
      ましたが、延べ2万人近くもの大勢の方が来場され館内が人で埋まるような賑わいがありました。

       4日間の後半の2日間は女性センターが主体となって企画し、特に最終日の26日は「HAPPY DAY」と銘打ち
      館内は親子で楽しめる企画一色となりました。そのため子供たちの笑顔、笑い声が館内に響き、施設全体に嬉し
      、楽しい気分が充満しました。

       このように他人が喜んでいると自分にも喜びが伝播します。今の社会は、格差、分断が目立つようになりギス
      ギスした面もあります。同じ生きていくなら仲良く笑って生きていきたいものです。男女差なく!                                      


                         ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 小川 洋史

       

      ㊵「所長つうしん」男女格差報告(ジェンダーギャップ指数)から・・・

      所長つうしん 2020年1月 1日

       男女格差報告(ジェンダーギャップ指数)から・・・

       新年あけましておめでとうございます。
       令和2年が皆様方にとって良い年となるよう祈念しています。

       さて、昨年末に世界経済フォーラムから「男女格差報告」が発表されました。
       日本の男女平等は調査対象153ヵ国中121番目で、先進7ヵ国では断トツの最下位、アジアでも中国、韓国より下位という結果でした。この順位は政治、経済、教育、健康の4分野を要素としていますが、日本は教育と健康では格差が
      解消されていると分析されています。即ち、政治、経済の分野で大きな格差があるということです。
       
      岐阜市女性センターとしては、今後この政治、経済における男女共同参画に留意しながら事業を進めて参りたいと存じます。

       最後になりますが、どうぞ本年も岐阜市女性センターへのご理解、ご協力をよろしくお願いします。

                                            ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 小川 洋史

       

      ㊴「所長つうしん」ありがとうございました

      所長つうしん 2019年12月 3日

       ありがとうございました

       早いもので2019年もあとわずかになりました。

       今年は元号が平成から令和へと改められた忘れることのできない年となりました。秋にはラグビーワールドカップに日本中が熱狂の渦と化し、"えっ、こんなにラグビーファンがいたの?"と驚かされました。スポーツの話題といえば地元のサッカーチームFC岐阜が残念ながらJ3降格となりました。来年は捲土重来を期してほしいものです。

       わが女性センターは男女共同参画社会構築の拠点施設として、今年も地道に愚直に活動してまいりました。活動が地味なため施設の姿がよくわからないというご意見もいただきますが、私たちはPR上手であることがいいことだとは考えていません。来年も本施設の原点「男女共同参画社会構築」に向け活動してまいります。
       本年賜りましたご厚情に感謝するとともに、来年も「岐阜市女性センター」を応援して下さいますようお願い申し上げます。良いお年をお迎え下さい。

                                            ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 小川 洋史

       

      ㊳「所長つうしん」そのとき!!に備えて・・・

      所長つうしん 2019年11月 5日

       

       そのとき!!に備えて・・・

       11月に入りようやく台風襲来のニュースを聞くことはなくなりました。

       今年は本当に災害の多い年でした。千葉県や長野県などに比べると、ここ岐阜県はそれほどひどい被災はありませんでしたが、それはたまたま今年はなかっただけではないでしょうか。現に60年前は伊勢湾台風で甚大な被害を被っていますし、43年前は長良川の堤防が決壊しています。木曽三川の下流域は水害との闘いの歴史でした。江戸時代には薩摩藩による治水工事も行われました。近年は地球温暖化でただの台風ではなくスーパー台風となって日本に近づいてくるようになりました。喉元過ぎれば…ではないですが、来年の台風シーズンまでにやれることは忘れずに行いたいものです。

       女性センターでは、いざという時に大切ないのちを守れるように「そのとき!!に備えて・・・」と題する事業を実施してきました。今年度は12月7日(土)に「みんなで改善!自宅で3日間乗り切る地震対策~食・トイレ・心得~」を開催いたします。小学生以上の方が参加できますので、ご家族で防災について考える機会にしていただければと思います。

                                            ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 小川 洋史

       

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      ◆日 時:12月7日(土) 13:30~15:30
      ◆受講料:無料、託児有
      ◆申込締切:11月27日(水)

      申込はこちら

       

      ⇐クリックするとPDF版が表示されます。

       

      ㊲「所長つうしん」理想に近づくには・・・

      所長つうしん 2019年10月10日

       

       理想に近づくには・・・

       先日、ニートの若者に元大阪市長の橋下徹氏が授業を行うという番組を見ました。その番組で彼が社会に不満を訴える若者に対し答えた中で、特に印象に残ったことがありました。それは「彼らが言うような理想的な社会は目指すべきものであり、今はその過程である。先人が努力してここまで来た。昭和時代の企業の労働環境など、今から見ればブラックであった。それを先人の努力でここまで改善された。」概略そういう回答です。
       男女共同参画社会も同じだと感じました。私の認識として、1960年代にアメリカで始まった「ウーマン・リブ」がその魁であり、当時は女性解放運動と言っていたと思いますが、その動きは世界中に大きなうねりとなって拡がっていきました。1979年には国連で女子差別撤廃条約が採択され、わが国でも1985年に男女雇用機会均等法が制定されました。このように着実に目指すべき理想に近づいています。

       何事も理想に近づくには声をあげ、行動することが必要だと思います。

                                            ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 小川 洋史

       

       

       

      ㊱「所長つうしん」2019年度 男女共同参画推進フォーラム

      所長つうしん 2019年9月10日

       

       2019年度 男女共同参画推進フォーラム

       ようやく暑い夏が去ろうとしています。
       年々猛暑がひどくなっています。40℃超の気温に驚かなくなってしまいました。地球温暖化にマイクロプラスチックなど地球環境には心配が尽きません。ですから、個人でできることはなるべく実行しています。皆さんも考えてみてください。

       さて、去る8月29日から31日にかけて、埼玉県比企郡嵐山町にあります国立女性教育会館において開催されました「2019年度 男女共同参画推進フォーラム」に、我が女性センターの河合覚子係長が参加してまいりました。
       “基本法から20年~今こそチャレンジ!政治分野への女性の参画~”というテーマで行われたシンポジウムで、実践的な事例として当女性センターの取り組みを発表し、東京大学の大沢真理名誉教授や上智大学の三浦まり教授、朝日新聞社会部記者の三島あずささんとともにパネルディスカッションのパネラーを勤めました。

       岐阜市女性センターの取り組みが今後ますます全国から注目されていきます。しかし私たちは浮かれることなく、驕ることなく、地道に自分たちの使命を果たしていくだけだと思っています。

                                                ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 小川 洋史

       

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      ㉟「所長つうしん」多様な性のあり方について・・・

      所長つうしん 2019年8月 8日

       

       多様な性のあり方について・・・

       最近メディアで「LGBT」という言葉をよく目にしたり耳にしたりするようになりました。
      既にご存知の方も多いと思いますが、「LGBT」とは

      L=Lesbian(女性の同性愛者)
      G=Gay(男性の同性愛者)
      B=Bisexual(両性愛者)
      T=Transgender(体の性と心の性が一致しない状態)
        
      の略であり、多様な性のあり方を表す用語です。
      ribbon_lgbt.png        

       先月(7/13)当センターでは「固定観念を打ち破る~ジェンダーとLGBTから広がる多様な価値観~」と題し、ココロとからだ・性の健康関連講座を開催しました。

       時宜にかなったテーマで定員30名を超える応募があり、講師と相談の上、定員に拘らず応募者全員に受講してもらいました。講座ではLGBTを公表している芸能人の話題を中心に話が進み、非常にわかりやすい内容でした。受講生からはLGBTに関する理解を深めることができたとの感想が多く寄せられました。

       今後も旬のテーマで企画を立ててまいりますので、皆様の参加をお待ちしております。
       

                                                ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 小川 洋史

       

       

      ㉞「所長つうしん」参議院議員選挙について・・・

      所長つうしん 2019年7月10日

       

      参議院議員選挙について・・・

       7月4日に3年に一度の参議院議員選挙が公示されました。

       昨年5月の「政治分野における男女共同参画推進法」成立後初の国政選挙であり、女性候補者の比率が注目されました。結果としては28.1%と過去最高を記録しました。しかし内実を見ますと、野党が積極的に女性候補を発掘した反面、与党の候補者比率は3年前を下回りました。自民党の安倍総裁は努力不足を認めています。自ら努力不足を認めたということは、女性候補者の比率を高めなければいけないと認識していることは確かと思われます。

       まだ「政治分野における男女共同参画推進法」ができて1年です。法の整備には、社会の動きの方が早く法整備が後から追いかける、まず法律を作って社会の指針とする、と二通りありますが、「政治分野における男女共同参画推進法」は両面備えているように思います。

       法の精神は必ず社会に浸透します。次の国政選挙も女性候補者の比率に注目したいと思います。

       

                     ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 小川 洋史

       

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      ㉝「所長つうしん」男女共同参画週間事業について・・・

      所長つうしん 2019年6月13日

      男女共同参画週間事業について・・・

       平成11年6月23日に男女共同参画社会基本法が施行されました。国は基本法の目的や理念の理解を深めるため、毎年6月23日~29日を男女共同参画週間として定めました。ちなみに今年のキャッチフレーズは①男女共同参「学」 ②知る 学ぶ 考える  私の人生 私がつくる の2つです。当センターは男女共同参画週間に先立ち、講師に上智大学法学部 三浦 まり教授をお迎えし、記念講演を6月8日(土)に実施しました。

       三浦教授は選挙で男女の候補者数が均等になることを目指す「政治分野における男女共同参画推進法」の成立に貢献した方で、当日は「新しい時代 どう変わる?政治とわたし自身」というテーマで講演をしていただきました。国際比較を含めた議会の状況、議員活動の実態etcを明らかにした上で、政治分野における男女均等の意義・方策を明確にされた講演内容でした。

       講演テーマがテーマだけに、岐阜市をはじめ各務原市、関市の議員8名(うち女性議員7名)が聴講され、講演会後の交流会にも6名が参加されました。交流会では活発な議論が交わされ、講師の帰りの電車の時刻ギリギリまで続きました。こんなにも熱い人が多いのかと驚かされる一日でした。

       今後も有意義な企画を立案しますので、多くの参加をお待ちしております。

       

                     ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 小川 洋史

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      ㉜「所長つうしん」統一地方選挙で感じたこと・・・

      所長つうしん 2019年5月15日

      統一地方選挙で感じたこと・・・

       先月、統一地方選挙が実施されました。結果として女性議員は少し増え、全国の市議会では
      女性が約18%を占めることになりました。15-shokuba.gif岐阜市議会では女性議員が1増の6名となり、
      占有率は約16%と全国平均を少し下回っています。しかし、女性候補は全員当選しました。

       人口比でいけば50%は女性議員がいても不思議ではありません。世界の国々はどうなって
      いるのか調べますと、女性国会議員が50%を超えているのはルワンダとボリビアの2国、
      40%を超えるのは北欧3国にメキシコ、キューバ、南アフリカなどを加えた
      11ヵ国のみです。(平成29年12月1日現在)
      日本は調査した193ヵ国中157位。先進国では断トツの下位です。また、50位までにはアジアの国は1ヵ国もありません。これは古来儀式、政に女人禁制を敷いてきた名残りのように感じます。

       今ではそのような縛りがどんどん解かれてきていますので、徐々に女性の政治進出が広がるものと思いますし、そうならなければいけないと思います。  

                     ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 小川 洋史

       

        ◆昨年5月に「政治分野における男女共同参画推進法」が成立しました。

        ◆6月8日(土)に女性の政治参画に関わる講座を開催します。
         「三浦まりさんが語る 新しい時代 ~どう変わる?政治とわたし自身~」☜詳細は クリック!!

              20190608.jpg 

       

       

       

      ㉚「所長つうしん」・・・1年間ありがとうございました

      所長つうしん 2019年3月27日

      1年間 ありがとうございました                          

       女性センター所長として1年間過ごさせていただきましたが、4月から新たな職場に異動することになりました。短い間でしたが「所長つうしん」をご覧になっていただいた方々にお礼を申し上げます。

       この数年間で、女性活躍推進法が制定されたり働き方改革が提唱されるなど社会全体で男女共同参画社会の推進を後押しするような動きが強まっています。この背景には、人口減少と高齢化が進む日本社会を考えると "これからは女性と男性がともに協力して社会を担っていかなければいけない" という現実があります。
       女性も男性と共に働き、男性も女性と共に家事・育児を行い、これを可能にするようなワーク・ライフ・バランスを社会全体で実現することが必要です。

       そう考えると、男女共同参画社会は「将来の望ましい姿」から、
      「これなしでは日本社会は成り立たない」という存在になったといえるのかもしれません。

       新しい時代の男女共同参画社会の実現に向けて、 
        岐阜市女性センターが大きな役割を果たしていくことを願っています。
       

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                ハートフルスクエアーG館長兼女性センター所長

                                                                                    西川 恭博

       

       

       

       
       

      ㉙「所長つうしん」・・・プラチナ世代応援セミナー

      所長つうしん 2019年3月12日

      プラチナ世代応援セミナー                          

       3月6日、プラチナ世代応援セミナー「地域の子育て応援団 孫・他孫育ての新常識」と題して、
      NPO法人孫育て・ニッポン  理事長  棒田 明子 さんの講座を開催しました。

       最近では、イクジイ、イクバアなどと呼ばれるように忙しい両親に代わって積極的に孫の育児に関わる
      高齢者が増えています。
       しかし、親はインターネットなどから得られる最新の情報に基づく子育てをしようとし、祖父母は過去の
      経験に基づく子育てをしようとします。このため、子育てに関する両者の考え方の違いから思わぬトラブル
      に発展することもあり、この対処法の必要性を感じたことから会の活動が始まっ
      たとのことです。 

      image10.gif

       また、自分の孫だけにとどまらず、他人の孫を見守ること
      まで広げることで地域の子育ての大きな力になるのではないか
      と考えています。高齢者にとっては生きがいとなり、若い両親
      にとっては子育てのおおきな手助けになります。
       しかし、あくまでも子育ての主役は両親です。祖父母は手伝
      いと割り切ることも大切だそうです。

        
        「孫育て10か条」

        1 育児の主役はパパ・ママ、祖父母はサポーター
        2 パパ・ママの話を聞く
        3 今と昔の子育ての違いを知る
        4 とがめるより、補う
        5 他の子、親とは比べない
        6 手、口、お金は、出し過ぎず、心と体力にゆとりを! 断る勇気も持とう
        7 「ありがとう」「ごめんなさい」を言う 親しき仲にも礼儀あり
        8 孫のほめ役、夢の最強応援団になる
        9 自分のライフスタイルも大切に
        10 老いていく姿を見せる      

                           出典:NPO法人 孫育て・ニッポン
       

      プラチナ世代の男性も女性も、孫育てや地域の子育てに関わることで生きがいを持って輝いていきましょう。           

                     ハートフルスクエアーG館長兼女性センター所長    西川 恭博

       

       

       

      ㉘「所長つうしん」・・・男性の育児休業について

      所長つうしん 2019年2月 1日

      男性の育児休業について                           

       ワーク・ライフ・バランスで男性の家事・育児をとりあげるとき、必ず話題になるのが男性の育児休業取得率の低さです。厚生労働省ではイクメンプロジェクトを立ち上げ男性の育児休業取得を推進していますが、平成29年の調査では男性の取得率は5.14%で(厚労省雇用均等基本調査)、2020年の目標値13%からは程遠いものです。しかも取得期間は1カ月以下がほとんどです。

       しかし、別の調査*では子どものいる男性の30%は1カ月以上の育児休業を取得したいと考えていたが取得できなかったと回答しています。様々な法律が整備され、多くの会社には男性も育児休業を取得できる制度が整えられています。ところが、職場の雰囲気が取得を許さないというのです。あるいは職場の空気を読んで自ら取得を諦めているといってもよいのでしょう。
       男のくせに育児休業するのかと思われたくないとか、自分が休むと職場のメンバーに迷惑をかけて申し訳ないといったことが考えられます。

       このような状況を変えるにはどうすればよいのでしょうか。 ikuji.jpg  
       理解ある企業トップが増えることも必要ですが、男性の育児
      休業取得が当たり前という社会文化を作ることが近道に思われ
      ます。
       世の中を変えるのは個人の勇気ある一歩からです。たとえ短
      くてもよいので男性もとにかく育児休業を取ってみることから
      始めましょう。

                        

                     ハートフルスクエアーG館長兼女性センター所長    西川 恭博

       

      「平成27年度少子化社会に関する国際意識調査報告書」内閣府
        【全 体 版】   ⇒【概 要 版】
        

      ㉗「所長つうしん」・・・ハートフルフェスタ2019

      所長つうしん 2019年1月10日

      ハートフルフェスタ2019                           

       ハートフルスクエアーGの開館記念イベント「ハートフルフェスタ」をフェスタ バナー.gif 
      1月19・20日、1月26・27日に開催します。

       前半は生涯学習センターが、後半は女性センターが中心となって
      館内全体をイベントで盛り上げ、子どもから大人まで幅広い人たち
      楽しめる催しを開催します。
       

       女性センターでは、26日は女性センターを中心に活動しているグループがブースを設け、活動紹介したり、交流会などをします。27日は、ハッピーデーとして親子で楽しめるイベントを開催します。チアダンスや歌のお姉さんのコンサート、ミニSLやminiロボットなど楽しい企画が盛りだくさんです。

       また、26日にはハートフルネット合同企画として「災害に備える~だれもが安心!私たちが主役の避難所づくり~」を開催します。講師の吉田穂波さんは産婦人科医として東日本大震災で支援活動をした経験から、全国各地で母子救護など防災に関する事業を立ち上げている方です。女性の視点で見た避難所の問題点などをいっしょに考えてみましょう。

       岐阜市では近年、大きな災害は起きていませんが、全国各地で次々に発生している地震や大雨などの被害を見ていると、岐阜市でもいつ大災害が発生してもおかしくないように感じます。

      “備えあれば憂いなし”・・・
      災害がまだ発生していないこの時期に避難所のあり方を考えておくことには意義があると思います。

       

                         ハートフルスクエアーG館長兼女性センター所長    西川 恭博

       

      ◆ハートフルフェスタ2019(後半)のご案内 ⇒ 詳細はこちら

      ◆ハートフルネットぎふ合同企画
       「男女共同参画基本法施行20周年
        災害に備える~だれもが安心!私たちが主役の避難所づくり~」
      ⇒ 詳細はこちら
         

      ㉖「所長つうしん」・・・不正入試を考える

      所長つうしん 2018年12月 5日

      不正入試について考える

       東京医科大学の入試で女子受験生を不利に扱う不正が行われていたことが大きく報道されました。女性への差別的な扱いをやめることが社会のコンセンサスとなっている時代に起きたこと、入試という誰もが公正に行われていると信じていることが裏切られたことから二重の意味で驚かされました。

       女性の入学を抑制した理由としては、女性は結婚、育児などで退職することが多いこと、激務である系列病院の外科医療などは女性に不向きであり男性医師を多く確保する必要があったことなどが挙げられていますが、いずれも大学側の自分勝手な言い分と言わなければなりません。国においても女性活躍推進政策の一環として、「女性医師のさらなる活躍を応援する懇談会」を設け、女性医師の働きやすい環境づくりに力を入れているだけに、時代に逆行する感じが強くします。
       
       今回の問題は、文部科学省高官の汚職事件の解明の中から偶然に発覚しました。この汚職事件がなかったら不正入試はまだまだ続いていたはずです。
      女性を不利に扱う制度は表面的にはなくなりましたが、この事件からは、表面に見えないところで女性を不利に扱う慣行が現在も続いているのではないかという疑問を感じさせます。

       見せかけだけではなく、実質的な男女共同参画の実現を目指さなければなりません。


                        ハートフルスクエアーG館長兼女性センター所長    西川 恭博

       

         

       

      ㉕「所長つうしん」・・・秋の夜長に読書を

      所長つうしん 2018年11月 9日

      秋の夜長に読書を

       朝晩ずいぶん冷え込むようになり、すっかり秋めいた気候となりました。 s-2.jpg  
       秋と言えば読書には最適の季節です。女性センターの情報コーナーには男女共同参画に関係した本が取り揃えてありますので、今回はその中から1冊をご紹介いたします。
                                        
       「男女平等は進化したか」
        ~男女共同参画基本計画の策定、施策の監視から~

                  鹿嶋 敬著 2017年7月発行

       著者は新聞記者から大学教授を歴任され、今も男女共同参画の分野で活躍をされています。また国の「男女共同参画基本計画」には第1次(2000年)から第4次(2015年)まですべてにかかわってきた方です。

       男女共同参画基本計画が作成されるに至った経緯や、日本ではいまだに「固定的性別役割分担意識」が根強いこと、最近注目されている女性活躍推進とその裏側にある日本的な長時間勤務など男性中心の労働慣行の問題など、著者が長年にわたり男女共同参画基本計画にかかわる中で深く考えてきたことがわかるとともに、男女共同参画をめぐる時の総理大臣の発言など興味深い話が展開します。

       男女共同参画社会基本法が制定されてから20年が経過しました。
       男女平等は進んだのかというのが本書のテーマですが、進んだ面もあるし、あまり進んでいない面もあるのが現状のように感じます。
       本書の中で著者が「固定的性別役割分担意識の解消」と「男性中心型労働慣行の変革」を繰り返し主張しているのが印象に残ります。

       そして、最終章は著者の思いである「ゴールは男女共同参画社会の形成」で締めくくられています。

         *女性センター情報コーナーには図書約300冊があり貸出もしています。

       

                        ハートフルスクエアーG館長兼女性センター所長    西川 恭博

       

         

       

      ㉔「所長つうしん」・・・女性の活躍スキルUPアカデミー(起業・創業編)

      所長つうしん 2018年10月11日

      女性の活躍スキルUPアカデミー(起業・創業編)

       女性センターでは、9月5日から3回にわたり「女性の活躍スキルUPアカデミー(起業・創業編)」を開催しました。今回の講座タイトルは「これさえ準備できれば大丈夫!私らしいプチ起業のはじめ方」です。

       第1回は「起業って何だろう?」ということで、女性の新しい働き方としての起業を考えました。
       まず自己分析から始めて、自分の好きなことや得意なことから自分の強みを知ります。次に発想から実行に至る起業の全体像の中で、現在はどのステージにいるのかを把握します。それから、自分の強みを活かして起業の実現を目指すための準備をします。
       また、ゲストとして昨年度この講座を受講した3名の方にも来ていただき、"起業に向けてどんな行動をしたのか"について、それぞれの経験を話していただきました。

       第2回は「注目度アップ!ネットでできる商品PR]で、起業準備の第2ステージとしてマーケティングを考えました。今回はゲスト講師として、SNSを活用したマーケティングを得意とし、女性の起業支援を積極的に行っている起業家に来ていただきました。スマホでできる商品PRとして、LINE@を使ったマーケティングを実際に体験してもらいました。

       第3回は「起業にかかるお金を考えてみよう」で、起業の最終段階として売上計画の立て方や資金計画、資金準備について学びました。また、日本政策金融公庫の職員の方に、融資事例や資金計画のポイントなどについてアドバイスを受けました。

       各回とも講座の後には自由参加で交流会を開きました。多くの受講者の方が参加し、自己紹介から始まって意見交換をしたり将来計画を話し合ったりして、昼食を摂ることも忘れておおいに盛り上がりました。
       この交流会をきっかけに、同じ志を持つ女性たちのネットワークが広がりました。

       

                          ハートフルスクエアーG館長兼女性センター所長    西川 恭博

       

       ☆「女性の活躍スキルUPアカデミー(起業・創業編)

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      ㉓「所長つうしん」・・・女性の活躍推進を考える

      所長つうしん 2018年9月13日

      女性の活躍推進を考える

       女性センターでは、10月20日、27日(各土)「女性の活躍スキルUPアカデミー(リーダー編)」
      を開講します。                                                    (☝ 詳細・申込みはこちらをクリック)
       仕事で、あるいは地域やPTAなどでリーダーになる人たちを応援する講座です。タイトルは「自分の強みを活かす 私らしいリーダー像の見つけ方」で、女性リーダーの役割やあり方、マネジメントスキルを習得する講座となっています。関心のある方はぜひ受講してみてください。

       ところで、3年前に制定された女性活躍推進法は、企業などが女性の採用比率や管理職比率などの目標を設定し、目標達成に努力することを義務付けることで女性の活躍を推進しようとするものです。
       そこで今問題になっているのが、女性の管理職比率が国際的にみても大変低いということです。この理由としては、結婚や出産で退職をしたり、出産・育児に伴う休業で職業人としてのキャリア形成が十分できなかったこと等が挙げられています。

       また、育児介護休業法などにより、制度的には女性が働き続ける環境は整備されてきましたが、家庭内での男性の家事・育児の時間が増えていなかったり、職場の長時間労働の慣行などから、実際には女性が就業を継続する環境は厳しく、また、管理職登用も進んでいないと考えられています。

       女性がもっと社会で活躍するためには、働き方の見直しなどで、男性が家庭で18k.gif家事・育児に携わる時間を増やしたり、長時間労働をしなくても管理職が務まる
      など社会全体が変化していく必要があります。  

                                            
       

                          ハートフルスクエアーG館長兼女性センター所長    西川 恭博

       

       ☆「女性の活躍スキルUPアカデミー(リーダー編)」のチラシはこちら 

             301020.jpg 画像をクリックするとPDF版が表示されます。

       

       

       

      ㉒「所長つうしん」・・・災害と男女共同参画

      所長つうしん 2018年8月 8日

      災害と男女共同参画

       7月8日、岐阜市に初めて大雨特別警報が発令されました。市内では、多くの人を対象に避難勧告が
      出されたり、長良川の陸閘が締められたりしました。
       このため、女性センターでは当日予定していた講座「笑って元気、体も心も健康に」を急遽中止し、
      9月30日に実施を延期しました。

       ところで、最近、各地で地震や大雨などによる大きな被害が相次いで発生し、避難所や災害復旧の
      様子が毎日のようにテレビで報道されています。
       東日本大震災以降、日本全国いつどこで災害が発生してもおかしくない状況が生じている中で、
      私たちは、災害を身近に発生しうるものとして心構えをしておかなければならないようになって
      います。

       ちょうど、岐阜市では平成30年度から10年間の男女共同参画社会の25-chiiki.gif形成促進のための
      施策を規定する
      「第3次岐阜市男女共同参画基本計画」が策定されました。
      この中で計画を
      具体的に進めるための方針として
      新たに "災害時における男女共同参画が加わり、方針の数は12個から13個となりました。

       これまでは、災害という非常時において、
           男女共同参画の視点はあまり重視されてこなかったように思われます。
       しかし、いったん大災害が発生すると避難の長期化が避けられず、
           
      "意思決定の場に男女が共に参画することが必要であるという認識が広まってきました。

        防災から災害時の避難、被災後のことまで、
            男女共同参画の視点から様々な見直しをしていく必要があると思います。

                             ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 西川 恭博31-chiiki.gif

      ㉑「所長つうしん」・・・政治分野における男女共同参画

      所長つうしん 2018年7月 1日

      政治分野における男女共同参画

       政治分野における男女共同参画推進法」が5月に成立、施行されました。
       日本の女性議員の割合は世界的に見て大変低く、国会議員の女性の割合は10.1%で、なんと193か国中第157位です。(2017年内閣府調査)
       私たちの身近な岐阜では、県会議員は3人で6.5%、市会議員は5人で13.2%です。

       女性議員が少ない理由としては、家族の協力を得にくいとか世間的には政治家は男性の仕事とみなされ、女性が目指しにくいなどが考えられます。
       最近では、育児中の女性議員が議会に出席するための託児の問題や、産休中の議会活動のあり方など女性議員が活動するうえでの制度の不備も指摘されました。

       ところで、なぜ女性議員を増やす必要があるのでしょうか。
       この答えとしては、女性ならではの視点(母親として、生活者としてなど)や女性のための政策(女性の権利、暴力、健康、子育てなど)に対する取り組みが期待できることがあげられます。
       政治は社会的に重要なことがらを意思決定する場であり、ここが極端な男性社会であっては、人口の半分は女性という社会の実態が正しく反映されているとは言えません。政治に女性が深く関わっていかないと、日本社会の男女共同参画は進まないのです。 

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       女性議員を増やすために、ぜひとも志ある女性には政治分野を目指してただきたいものです。それと同時に、日本でも議員定数の一定割合を女性に割り当てるなどクォータ制の導入を検討する必要があるかもしれません。

       

                    ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 西川 恭博

       

      ⓴「所長つうしん」・・・男女共同参画週間によせて

      所長つうしん 2018年6月 2日

      男女共同参画週間によせて

       6月23日~29日は男女共同参画週間です。
       平成11年6月23日「男女共同参画社会基本法」が施行されたのを機に定められました。

       女性センターでは、゛男女共同参画週間事業”として23日に講演会「幸せ人生100年時代の 仕事と生活プラン」、その後に交流会「夫のヤル気スイッチの入れ方」を開催します。
       講演会では、男性、女性それぞれが自分らしくイキイキといつまでも生活できるようなプランの立て方を講師にお話ししてもらいます。交流会では育児休暇取得経験のある男性をゲストに招いて、家事・育児の分担の秘訣を学びます。

       ちょうど先月には「政治分野における男女共同参画推進法」が成立しました。強制力はありませんが、今後、政党は選挙の際に候補者をできるだけ男女均等にするように求められます。数が増えればいいのかという議論もありますが、参画=意思決定の意味合いがありますので、意思決定の場である政治分野での女性の比率拡大を法律で促すことには大きな意味があります。

       基本法成立後、20年近く経って、また新たな法律を作らなければならない男女共同参画が進まない現実にもどかしさを感じるとともに、法律の後押しで女性議員の数が増え、日本でも女性の総理大臣が当たり前に受け入れられるような社会なることを期待したいと思います。

                                 

                         ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 西川 恭博

       

      ☆「男女共同参画週間事業」を開催します。 

             23-29.jpg ☆講演会・交流会のほか、6月19日(火)~7月2日(月)まで
             ☝クリック      「男女共同参画」に関わる展示を行います。

      ⓳「所長つうしん」・・・女性センターと相談

      所長つうしん 2018年5月 5日

      女性センターと相談

       今年で2年目となる『女性の生き方・働き方大相談会』を5月27日(日)に行います。

       女性センターでは、毎月5種類(法律、心、家計、再就職、健康)の面接相談を行っていますが、悩みの数は数えきれないほどあります。そこで、年2回大相談会を開催し、毎月行っている5種類の相談以外に10種類のテーマを選んで相談を行うようにしたものです。相談テーマは毎回見直しを行い、今回は新たに「仕事と暮らしの整理術」が加わりました。大相談会では専門家のアドバイスにより問題解決を目指します。
       相談は事前予約制で、5月5日時点でまだ少し空きがあります。これら10種類の問題でお悩みの方はお早めにお申し込みください。(詳しくは当ホームページ内の大相談会のページをご覧ください)。

       この他、女性センターでは毎日電話相談を行っており、こちらは悩みを聞くことで(相談者にとっては話すことで)相手の身に寄り添うことに努めています。
       最近、ストーカーによる凶悪事件などでは事前に警察に相談していたとの報道がされることがあります。相談する側とされる側とが同じ意識を持つことがどれほど大切か、相手の身に寄り添うことの難しさを痛感します。

      また、女性センターの相談では、ジェンダーの視点に立って考えることが重要であると考えています。家庭の中で、職場において、女性が女性であるがゆえに悩まなければならない現実が解消するまで女性センターの相談事業は続きます。

                                
                         ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 西川 恭博

       

      ☆「女性のための相談室」を開設しています。 ☜ クリック!!

        ◆相談案内カード  
      悩み相談カード.jpg 悩み相談カード2.jpg

        ※カードの配布を希望される方は、
         女性センターまでご連絡ください。                                      

      ⓲「所長つうしん」・・・ 4月から新たなスタートです

      所長つうしん 2018年4月 6日

      4月から新たなスタートです

       女性センターの南にある公園の桜もあっという間に満開になり、そして散っていきました。今年の春は足早に通り過ぎていこうとしています。

       2年間ハートフルスクエアーG館長を務めてきましたが、4月から女性センター所長を兼務することになりました。これまでも女性センターの事業について相談や報告は受けてきましたが、当事者となればまた別物です。まして大ベテランの寺松前所長の後を務めることに大変な重圧を感じています。

       4月からは副所長も新たに加わり、女性職員4名、男性職員は私を含め2名の新体制でセンターを運営してまいります。女性センターはこれまで女性職員のみの職場でしたが、これからは名実ともに男女共同参画で事業を進めていくことになります。様々な視点を通して、さらに事業を発展させていきたいと考えています。
       より良きセンター、より良き事業を目指して頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

       2階の生涯学習・ボランティア相談コーナーの一角に「女性センター情報コーナー」を設けました。エレベーター前などに分散していた労働情報や子育て情報などを一ヶ所にまとめ、昨年制作した啓発パネルを中心に男女共同参画について幅広く学べるコーナーとなっていますので、ぜひ一度ご覧になってください。

                                
                    ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 西川 恭博

       

        ☆「女性センター情報コーナー」の様子・・・

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      ⓱「所長つうしん」・・・ お礼と感謝を...

      所長つうしん 2018年3月25日

      お礼と感謝を…

       春になりました。3月は「別れ」の月です。
       いつも職場の友人を見送り、4月には迎え続けてきた私ですが、この3月31日をもって満期退職により、16年間勤めてまいりました岐阜市女性センターを辞することになりました。
       施設をご利用いただいた皆さま、講座を受けていただいた皆さま、市民団体の皆さま、講師としてお越しいただいた方々、そして岐阜市主管課の皆さん、いつも一緒に働き、支え続けてくれた女性センターと生涯学習センター職員の皆さんに、心からお礼と感謝を申し上げます。

       ハートフルスクエアーGは平成14年1月26日に開館しましたが、私は正月明けと同時に施設に異動してまいりました。
       開館直前に行われた『内覧会』が昨日のことのように思い出されます。東海道線上り下り列車の「ガタン、ゴトン」という音を聞きながら、東西に長く真新しい施設を見て、これからここで働くのだと思うとワクワクいたしました。
       2階にある女性センターは、岐阜市における「男女共同参画社会の実現を推進するための拠点施設」です。国は「男女共同参画社会の実現」を21世紀における最重要課題としており、とても大切なミッションを持った施設なのです。
       事業企画をする上で「男女共同参画」に関する知識が乏しく解らないことだらけで、多くの関連図書を読みあさりました。それでも解らない時には大学院に4年間通い学びを深めました。
       女性センターで日々、皆さま方からシャワーのようにエネルギーをいただき続け、私の人生そのものが変わっていく実感を得ることも出来ました。
       一度きりの人生ですから、これからも目標高くジャンプしてまいります。
       スマイル、スマイル!…

       そして4月1日からは新所長のもと、女性センターはさらなる新時代の幕を開け飛躍していくことでしょう。
       皆さま方におかれましては、これまで以上に女性センターをご愛顧いただきますよう、心からお願い申し上げます。
       長い間本当にお世話になりました。
       皆さま方のご多幸とご健勝をお祈り申し上げます。

                               岐阜市女性センター所長 寺松みどり

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      (講師としての風景)

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       (「SPECIAL!! おしゃべりサロン~ぎふの輝き人~」の集合写真)      

                                

                                

                           

        

                         

                                      

      ⓰「所長つうしん」・・・ 岐阜市女性センターという名の「孵化器」を目指して

      所長つうしん 2018年3月 4日

      岐阜市女性センターという名の「孵化器」を目指して

       私は16年前に女性センターが開館し職員になった時から、「変わらぬ願い」を持ち続けています。
       その願いとは、性別や年齢にかかわりなく「自分らしく生きたい方々」を応援するため、その想いを卵からヒナをかえすように、孵化(ふか)するセンターを目指すことでした。

       私自身もともとは自己肯定感を持てず、人と話すことが苦手でした。このセンターで多くの方々と出会い、エネルギーをいただき励まされました。そして、こんな自分でも良いのだと、少しずつ自分のことが好きになり、人生は変えることができることを知りました。
       この『所長つうしん』では、センターを利用した方々が、新たな行動や繋がりを生み出して欲しい、という願いを込めながらいつも綴っています。

       受講者の中には、モチベーションを高めてスキルアップを図り再就職に成功したり、NPO法人や会社を立ち上げたりして、大きく羽ばたいていかれた方々が多くいらっしゃいます。
       今後は受講された方がさらなるステップとなる行動に移せるよう、伴走型の支援を目指していきたいと思っています。
       地域社会で受講者が「核」となり、社会に影響を与えるような「拡散・変化する場(センター)」になれるよう、今後に向けて取り組んでいきます。
       また、相談機能にもウエイトを置き、悩める方々のために、孵化器のように暖かく包み込み、問題解決の糸口を一緒に見つけ出せるよう寄り添っていくことも大切な役割だと考えています。

      「男女共同参画社会基本法」が制定されたのが1999年、20年近くが経ちました。これからの男女共同参画社会の実現とは、男女という「2色刷り社会」を「単色社会」にするのではなく、「多色刷り社会」にしていくことだと思います。
       センターでは、解りやすい言葉を使い『男女共同参画社会ってなあに?』というタイトルで、啓発誌“Light”を2月に作成しましたので是非ご覧ください。→啓発誌‟Light”はコチラ!

                                   岐阜市女性センター所長 寺松みどり

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      ⓯「所長つうしん」・・・ 『おしゃべりサロン』のラストを皆さまとご一緒に!

      所長つうしん 2018年2月 1日

      『おしゃべりサロン』のラストを皆さまとご一緒に!

       『ハートフルフェスタ2018』は盛大な中、無事、終えることができました。
       ハートフルネットぎふ合同企画による「誰もが生きやすい社会を~出番やよ!日本国憲法~」においては、市民の方々によって、自由に語り合い交流する場とすることができました。感謝申し上げます。

       そして、昨年から「所長つうしん」を書き始め1年以上が経ちました。
       様々な方々に関心を持ってお読みいただいているようです。『岐阜市咲楽』の記者さんの目にも止まって取材の依頼があり、2月号(1月5日発行)の16ページ「咲楽ごころ伝道師」に掲載いただきました。
       「伝道師」なんて気恥ずかしいのですが、市内全域に配布されておりますので、ご覧いただけると嬉しいです。

       さて本題の『おしゃべりサロン』についてです。平成16年5月から始めました。
       サロン開催のきっかけは、「男女共同参画社会」という言葉がなかなか浸透しないことを杞憂し、学習会を隔月で行うことにしたのです。
       男女共同参画と関連のある「子育て支援」「DV(ドメスティック・バイオレンス)」「女性の再就職」「少子化」「ワーク・ライフ・バランス」など様々なテーマについて、資料やDVDをもとに学び合いました。
       異色だったのは第2回目。テーマは「ベストセラーエッセー“負け犬の遠吠え”をもとに結婚について語り合おう!」で、酒井順子さんの著書を前もって読んできていただき、参加者皆で思いを語り合いました。
       女性センターでは、さらにもっと身近な話題で気軽にご参加していただくにはどうすればよいか、と考え続けました。
       そして平成20年7月、20回目を記念してサブタイトルを新たに加え、「おしゃべりサロン~ぎふの輝き人~」としてリニューアルさせました。
       毎回ゲストをお迎えして、徹子の部屋のように対談方式を始めたのです。黒柳徹子さん役は、微力ながら所長の私が務めさせていただきました。
       様々なジャンルから、岐阜市を中心に活躍する多彩な方々を20名お呼びしてきました。お蔭さまで大変好評を得ることもできました。
       対談を通して、私はゲストからたくさんの元気をいただき、多くの出会いに心から感謝しています。きっと参加された方も同じ思いでいらしたのではないかと拝察いたします。
       平成30年3月3日(土)、40回目を記念して拡大バージョンを行います。
       再度14名(予定)の素敵な輝き人の方々にお越しいただき、現在の活動や岐阜で頑張る女性に対して応援メッセージを伺ってまいります。→ ※詳細は、コチラ!

       そしてこの日をもちまして、「おしゃべりサロン~ぎふの輝き人~」は幕を降ろさせていただきます。賑やかな時間をどうぞご一緒にお過ごしください。
       なお現在、新しいスタイルの交流会を模索中でございますので、今後ともよろしくお願いいたします。

       

                              岐阜市女性センター所長 寺松みどり

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                   (ハートフルネットぎふ合同企画の風景)
                   左上:ゲスト講師の小林明人先生   右上:グループ発表の風景

                     

                           

        

                         

                                      

      ⓮「所長つうしん」・・・ 2018年、始動!

      所長つうしん 2018年1月 4日

      2018年、始動!

       新年明けましておめでとうございます。
       今年も引き続き「所長つうしん」を書き続けてまいりますので、私の“ひとり言”にどうぞお付き合いください。

       岐阜市女性センターが、JR岐阜駅東隣にあるハートフルスクエアーGの2階にあることは、以前からお伝えしてまいりました。岐阜市における「男女共同参画(だんじょきょうどうさんかく)社会を実現するための拠点施設」です。

       国は、男女共同参画社会の実現を「21世紀の我が国社会を決定する最重要課題」と位置づけ、社会のあらゆる分野において、男女共同参画社会の形成を図っていくことを進めています。
      「その人らしく伸びやかに生きる」「性別にかかわりなく、個性と能力を発揮し、責任を分かち合いながらともに歩む」社会をめざしているのです。
       また2年前に「女性活躍推進法」が施行されたこともあり、一層、「女性の活躍」推進に力を入れています。

       岐阜市女性センターにおきましても、引き続き様々な関連セミナーを開催してまいりますので、どうぞお見逃しなく…。

       さて、1月20日(土)・21日(日)・27日(土)・28日(日)の4日間、毎年恒例の『ハートフルフェスタ2018』を開催いたします。→ 詳細は、コチラ!
       ハートフルスクエアーGは、平成14年1月26日に開館いたしましたので、今年で16年になります。
       市立精華中学校きずな学級の皆さんが作成された、高さ280cmの「信長像」が正面玄関で皆様方をお出迎えいたします。クイズに参加して素敵なプレゼントもゲットしてください。  

       どうぞお気軽にお越しください。お待ちしています!!

                              岐阜市女性センター所長 寺松みどり

      ①KIZUNA信長像.gif

         (KIZUNA信長像)
                     

                           

        

                         

                                      

      ⓭「所長つうしん」・・・ GIFT FROM THE SEA

      所長つうしん 2017年12月11日

      GIFT  FROM  THE  SEA

       私がしばしば読む本のタイトルです。
       『海からの贈物』と訳されています。

       著者であるアン・モロウ・リンドバーグ(1906-2001)は、大西洋横断飛行を初めて成し遂げたあのチャールズ・リンドバーグの妻です。夫妻揃って優れたパイロットだったそうですが、この本の中では、そのパイロットとしての経歴には何も触れず、20世紀のアメリカに暮らす普通の女性としての思索の跡が書かれています。
       著者は、夫や子どもと少しのあいだ離れ、フロリダの海辺の小さな家で休暇を過ごし、その滞在中か直後ぐらいにこの本を書きました。
       砂浜で見つけた貝殻をモチーフに、「人生」「夫とのかかわり」「人と人との関係」「独りの時間」「現代の女性の生き方」といったものについて語っています。

       彼女が生きた時代背景として、ちょうど1960年後半以降に第2波フェミニズムがありました。
       これは、アメリカの白人中流階級の女性の中から生まれたものです。彼女たちは、戦後再び女性を囲い込んだ家庭という「私領域」で起こる諸問題が、社会における男女の不平等な権力関係と密接にかかわっていることを看破し、制度や意識の見直しを行っていったと聞き及んでいます。
       アン自身も当然、その渦中にあって様々なことを思い考えたであろうことは想像できます。

       さらに、訳者の吉田健一氏はあとがきの一部で、「現代社会とか、世界平和とかいう大きな問題がいかに我々の生活と密接に結び付いているかを本書は示しているばかりでなくて、そういうものが凡て我々の生活を出発点にしているという我々が忘れ易い事実を、著者が瞬時も見逃さないことが、この『海からの贈物』にこれだけの説得力を与えているものと思われる」と述べています。

       この本が書かれたのは1950年頃で、もう今から65年以上前のこと。著者の語りからうかがえる当時の時代背景(アメリカ)は、私の目から見ると、現代の日本と少し似ているところがあるようにもみえます。
       *個人が解放されて生活の自由度は上がったものの、生活は雑然としている
       *みんながそれぞれに忙しく、自分と語り合う時間を持てていない 
       *多くの人が疲弊し過度に孤独を恐れている     など

      この本の中では、
       *生活をできるかぎりシンプルに保つこと
       *人と一緒にいる時間と独りで何かをする時間とのバランスが大切
       *自分の頭で考えること
       *ときには何も考えないこと            など

      といったことが書かれていて、「人生をよりよくしてくれるカギかな」と思えるような箇所があり、「そうそう、それそれ!」と頷いてしまいます。
       共感したり感心したり、面白く読める本ですので、私からのオススメ本の一冊です。

       なお、ハートフルスクエアーG2階にある岐阜市女性センターの図書コーナーには、主に女性にかかわる選りすぐりの本があり、貸出しもしておりますので、是非お立ち寄りいただけると嬉しいです。 
       ※詳細はコチラ…図書・DVD 

       

       さて、あっという間に師走となりました。
       拙筆でしたが、「所長つうしん」を1年間で13回掲載することができました。
       また皆様方にとって、平成29年はどのような年になりましたでしょうか。
       岐阜市女性センターは12月29日(金)~1月3日
      (水)まで年末年始休みとなります。

       1年間ご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。
       どうぞ良い新年をお迎えください。

                         岐阜市女性センター所長 寺松みどり

       

      yjimageWCJO62KA.jpg 参考: GIFT FROM THE SEA/Anne Morrow Lindbergh/吉田健一訳/新潮文庫/1955年
                         問題キーワード111/矢澤澄子監修/(財)横浜市女性協会/2001年
                     

                           

        

                         

                                      

      ⓬「所長つうしん」・・・ 私の好きな"もの" 私の好きな"ことば"

      所長つうしん 2017年11月28日

      私の好きな “もの” 私の好きな “ことば”

       私の好きな “もの”…
       風が吹く日も 雨が降る日も好き
       なかでも雨が 降り出す瞬間が一番好き
       雨が1粒 2粒 ちょっとずつ降り出して
       おでこに ポツッと落ちた瞬間
       “あれ?”って 空を見上げるその瞬間が好き         
       そして
       私の好きな “ことば”…
       職場の友人が 真剣な眼差しで
       私の顔をのぞき込みながら
       「私に何かできることはありますか」
       と尋ねてくれる そのことばが好き

       もし、「男女共同参画」に最小単位があるのならば、
       それは、隣で一緒に働く仲間であったり、
       ともに暮らすパートナーや家族だと思います。
       「男女共同参画社会」を実現するための “はじめの一歩”は、
       人と人が互いに思いやりを持って助け合うという、
       実はとても身近な社会づくりなのだと考えます。

                            岐阜市女性センター所長 寺松 みどり  

        yjimageOLJZ8F99.jpg 

                         

                                      

      ⓫「所長つうしん」・・・ ワーク・ライフ・バランス ー仕事に喜びを 人生に楽しみをー

      所長つうしん 2017年10月 1日

      ワーク・ライフ・バランス -仕事に喜びを 人生に楽しみをー

       11月23日の勤労感謝の日をはさんで、11月21日から27日の1週間を、「ワーク・ライフ・バランス週間」と言っています。

       最近、「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」(以下WLBという)という言葉が頻繁に使われるようになりましたが、皆様方はお聞きになったことがありますか?
       新聞などのメディアでもよく見かけるようになりました。
       きっと関心を持った方もいらっしゃることでしょう。
       言葉はやさしいので意味するところが直感的に解りやすいのですが、まずはこの言葉が提案している内容や言われるようになった背景を正確に理解しておくことが、ご自身のWLBを考えるうえで役に立つかと思います。

       数年前の冬のことだったでしょうか。
       私はある量販店でたまたまA社の厚地のタイツを購入しました。包装を破り履く段になって驚きました。タイツを包む中台紙全部を使ってこんなことが書かれていたからです。

        ◆世界で取り組まれているWLB

      WLB(仕事と生活の調和)とは、仕事優先ではなく、仕事の時間とプライベートとの調和を図る働き方のこと。1980年代後半、不況に苦しむアメリカの経済界が生産性を向上させる方策として提唱しました。プライベートな時間を大切にするには効率よく働く必要があります。また、職場の外で過ごす時間が増えることで生まれる気持ちのゆとりや幅広い経験は仕事に活かされます。実はそれがWLB本来のねらい。WLBが実現すれば、自分らしい生き方ができるようになると、今では日本をはじめ、ヨーロッパなどでも注目されています。

      この文章の他に、「欧米の取り組み」として、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツで実際に取り組まれている実例が書かれていました。

       さらに、「A社は女性のよりよい生き方を応援するため、女性に役立つ情報を提供しています。…(以下略)」と書かれていました。

       10年前の平成19年12月に、福田康夫内閣総理大臣の下、『ワーク・ライフ・バランス憲章』がつくられました。この憲章では、WLBを推進するためには、個人、社会全体、個々の企業・組織が何をなすべきかを謳っています。
       人材獲得が激化する中、多様な人材を活かし競争力を強化するためにWLBが必要であるとしており、WLBは経営戦略の重要な柱、「明日への投資」であるとまとめています。またWLBは特に中小企業にとって大きな意義を持つとしています。

       ですから、さきほどのA社においては、中台紙に印刷することで、「企業の社会貢献活動」の一環として情報提供を行ったといえます。

       さてところで、当センターにおいても啓発事業として、10月14日(土)午後に「WLB講座」を行います。
       タイトルは「これで家事力UP!プロから学ぶ洗濯とアイロンの極意」です。講師はNPO法人日本洗濯ソムリエ協会 代表幹事 橋本英夫さんです。(詳細はコチラ)

       また11月12日(日)午後に『WLB講演会』を行います。
       タイトルは「教えて!両立の知恵~家事・育児モヤモヤ解消術~」です。
       講師は日経DUAL 編集長 羽生祥子さんです。(詳細はコチラ)

       ぜひ講座や講演会にお越しください。お待ち申し上げます。
       仕事に喜びを人生に楽しみを持つために、どんな自分でいたいのかを見つめ直すよい機会になるかもしれません。
       自分らしい人生をデザインするために、今できることは何かについてご一緒に考えていきましょう。
                        
                                                                       岐阜市女性センター所長 寺松 みどり

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                                      参考:ワークライフバランス  坂東眞理子・辰巳渚 編著 2008年
                                                こうして手に入れる仕事と生活の調和  社団法人全国労働基準関係団体連合会 2010年
                                                ATSUGIインフォメーション・シリーズ  アツギ株式会社  

                                                       

       

                            

                      

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       


       

                             

                         

                                      

      ❿「所長つうしん」・・・ 私たちは誰でも、つねに、すでに人権問題の当事者

      所長つうしん 2017年9月 1日

      私たちは誰でも、つねに、すでに人権問題の当事者

      人はその『瞬間』に…

       人はなぜか「自分にとって“下の者”」を作ろうとする『瞬間』があります。
       白人は、有色人種を見下すことがあります。
         男性は、女性を見下すことがあります。
       ともすると、若者は、高齢者を見下すことがあります。
       ともすると、富める者は、貧しい者を見下すことがあります。
       ともすると、学歴のある者は、学歴のない者を見下すことがあります。
       さらに、子どものいる者は、子どものいない者を可哀そうだといいます。
       ついには、キャリアを持つ女性は、専業主婦を軽くみる気配すらあります。
       不思議でなりません、同じ人間同士なのに…。

       人権の大切な視点は、「相手がどう受け止めているのか」ではないでしょうか。
       岐阜市人権啓発センターの資料では…、相手の立場に立てない理由は2つあり、1つは、相手が置かれている状況が、社会的にどのような位置であるのかという知識が十分でなかったり、偏見などによる間違った知識を持っていたりする「正しい理解」の不十分さ。もう1つは相手の立場になって考える・考えようとする経験・想像力の不十分さです、と述べています。

       もし人権という言葉が難しいのならば、違和感を持ったその『瞬間』に、真っすぐ向き合ってみることが大切ではないかと思います。
       「今、ここ」に息づいている「せめぎ合い」や「抗い」が、あちらこちらにあります。私は、できる限り『自分をあけておくこと』が必要ではないかといつも考えています。日常を“異なるもの”としてみるまなざし、“あたりまえ”を疑い、見直すところから始まるのではないかと考えます。ちょっとした違和感から、様々な社会問題を自分の中に取り込み覚醒させることができるのです。

      差別そして平等…

       真の意味での「平等」とは何なのか、についてもよく考えさせられます。
       「平等」を広辞苑で引くと、「かたよりや差別がなく、すべてのものが一様で等しいこと」とあります。
       人は何かにつけて“差別”をつけようとします。差別意識は、人々の心をバラバラにします。差別から融和は決して生まれません。そして他者への愛や思いやりも生まれません。差別から生まれるのは不当な扱いだけなのです。
       それでは、「すべてのものが一様で等しいこと」があり得るとすれば、それはどのようなものなのでしょうか。
       ふと、あの有名な「平等院」を思い出し、名前の由来を調べてみました。「仏の救済が平等ということを意味し、仏の平等を光で顕します。平等院は光のお寺なのです」とありました。厳しい身分制社会の中で、貧困と差別に喘ぐ庶民に生きる力を与えるものとして、「仏の救済が平等」という宗教思想が生まれたようです。
       では、日本国憲法ではどうなのでしょうか。次のように記載されています。
       「第十四条 すべての国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。……」とあります。
       現実社会において「平等」が意味するものは、精神面における「仏の救済」から法律上の「同等の権利」まで、種々ありそうだということが分ってきました。
       とするならば、お寺や裁判所ではなく、日常生活の人間関係において「平等」が意味するものは何なのでしょうか。
       それは、それぞれが個性と異なる価値観を持ち、一様ではない人と人が平等であるということ、つまり「それぞれの違いを認め合うこと」ではないでしょうか。
       「平等」とは「違いを認め合うこと」であると、私は信じてやみません。 

      自分と常に向き合う…

       私自身が、日常生活の中で、その『瞬間』と常に闘わなければなりません。
       差別される側に立つこともありますが、逆に自分が差別意識と闘わなければならない『瞬間』もあります。これがきっと一番厳しい闘いになるのかもしれません。
       いま=ここから始めていかなければなりません。
       私たちは誰でも、つねに、そしてすでに人権問題の当事者なのです。
       誰もが個人として尊重される権利をもち、人間は皆、平等である…、その当たり前のことを認め合えるようになることが大切なのです。
       自分のことも相手のことも大切にするその「心」こそ、人権の始まりです。それぞれに〈個性をいかしながら生きていける社会〉こそ、『人権』が守られた豊かで幸せな社会といえます。

                                岐阜市女性センター所長 寺松 みどり
                   
                                       ※参考:「守ろう人権 住みよい岐阜市」№128 
                                     岐阜市人権啓発センター2015年 「排除と差別の社会学」好井裕明 編 有斐閣選書 2009年

                                                       

       

                            

                      

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       


       

                             

                         

                                      

      ❾「所長つうしん」・・・ 夏はいつもインターンシップ!!

      所長つうしん 2017年8月10日

      夏はいつもインターンシップ!!

       始まりました、毎年恒例の大学生によるインターンシップが…。
       8月は夏休みを使って、主に岐阜県出身の大学生が、複合施設であるハートフルスクエアーGにおいて「職業実務体験」をお1人5日間ずつされます。今年も様々な大学から8人の方が学びにいらっしゃいます。
       私は、「男女共同参画」や「岐阜市女性センターの事業内容」などを説明した後、学生さんから、イマドキの話や大学での出来事などを伺い交流し合いますので、結構楽しみながらやっています。
       性格の違いはもちろんありますが、大学のカラーも相まってか、なかなかユニークな方もいらっしゃいます。
       ですがここ7,8年前から1つだけ、全員の方が同じことをおっしゃるようになりました。
       それは、「どうしてハートフルスクエアーGにインターンシップに来られたのですか?」という私の問いに対する答えです。一人として違わず「公務員になりたいからです」とおっしゃいます。 
       開館当初の頃も、もちろん公務員を目指す方はいらっしゃいましたが、「生涯学習拠点施設としてのハートフルスクエアーGに関心があり来ました」とよくお答えいただいたものです。
       公務員人気は一層高まり狭き門だと聞き及んでいます。20歳の方々には安定した魅力的な仕事に映るようです。
       仕事を持つことは、人が自立して暮らしていくための基本と言えますが、一般的に雇用環境についての関心や知識を持つ方は決して多くはないようです。
       未来ある彼ら彼女らには、自分磨きを忘れず、ご自身の力を充分に発揮でき、生きがいのある職場で働いて欲しいと心から願っています。  

                            岐阜市女性センター所長 寺松 みどり     

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      ❽ 「所長つうしん」・・・ 「ふつう」ってなに?

      所長つうしん 2017年7月10日

      わたしの「ふつう」と、あなたの「ふつう」はちがう

        わたしの「ふつう」と、あなたの「ふつう」はちがう。それをわたしたちの「ふつう」にしよう。そんなキャッチフレーズの愛知県人権啓発ポスターが、「いい言葉」「内容も具体的で分かりやすい」とネット上で話題を集めています。高齢者や障がい者、性的マイノリティなどの立場の人権問題を漫画で表現し、大橋裕之さんの絵も好評だそうです。
       7種類のポスターを作成しており、キャッチコピーが印象的でメッセージ性が高いのです。
       例えば「女性の人権問題」のテーマは「固定概念」です。
       「家事をするのはお母さん」という価値観に、「誰が決めたの?」と子どもが問うことで家族が変わります。

      02k.jpg

      妻:「ただいま~。仕事で遅くなっちゃった~」
      夫:「も~! お腹すいたよ~」  ※ソファで新聞を読んでいる
      妻:「はいはい、すぐご飯の用意するから…」
      子:「お母さんが家事を全部やるって誰が決めたの?
      <この日から家族に新しいルールが加わった>

      ※夫がキッチンで料理、子が洗濯物をたたみ、妻が片付ける姿が描かれている。

       ポスターの制作者は、「お父さんだけが悪いのではなく、お母さん自身もなんとなく“そういうもの”と思い込んでいるのがポイント。自分の中にある固定概念に気付いて、疑問を持つことから解決できるものがあるんじゃないかという思いを込めました」とコメントしています。

      その「ふつう」、誰が決めたの?

       今年も昨年同様、私にとって、「人権から始まり人権と向き合い続ける年」になりそうです。
       折に触れそんなことを考えていた矢先、この愛知県人権啓発ポスターを知りました。
       私は、幼い頃「『ふつう』の子どもっぽくないね」とよく言われました。もちろん良い意味で褒められた訳ではありません。
       
      「感受性が強すぎる」「自閉症気味なの?もっとお話をしなさい」「何を考えているのか分からない」、そしてついには「そんなこと、『ふつう』の子だったら考えないよ」とまで言われて落ち込み、とにかく自己否定しまくりの人生でした。
       とはいうものの、「ふつう」って、どんな子なのかイメージもつけられず、ましてや努力したくてもどうしたらよいのかも全く分かりませんでした。
       その「ふつう」って、一体全体誰が決めたのでしょう。
       私のような思いをしながら育った子どもが、意外と多いのではないでしょうか。

      みんなちがって、みんないい

       金子みすゞさん(1903-1930)は、大正末期から昭和初期にかけて活躍された日本の童謡詩人です。心温まる詩を書かれる方で、ファンもたいへん多いと聞いています。
       彼女の作品の一つに『私と小鳥と鈴と』という秀逸作があります。
       その中で、彼女は、
       「…前略…
        鈴と、小鳥と、それから私 みんなちがって、みんないい」 
      と謳っています。
       彼女の言っていることは、ごく当たり前のことなのに、当たり前ではないから心に響くのかもしれません。
       それぞれが、別々で、でもそれに優劣は無いことを、それぞれが、素晴らしいのだということを、これほど上手く表現した文章はないと思います。
       子どもの頃に、もしもこの詩と出会えていたら…、もしも先述した愛知県人権啓発ポスターと出会えていたら…、私の考え方や生き方はきっと変わって拡がり、もっと自分のことも周りの人のことも大切にできたような気がします。

      「みんないい」 
       何かと基準を決めて競い合うこの時世です。幸せの秘訣は自分と誰かを比べないことかもしれません。
       一人ひとり、「ちがい」があるのは当たり前です。
       多様な価値観を受け入れて、お互いの個性を認め合えれば、どんなにか生きやすく楽しくなることでしょう。
       「みんないい」 この言葉を聞くと、涙が出そうになるのは私だけでしょうか。

                                      岐阜市女性センター所長  寺松 みどり  

      ❼ 「所長つうしん」・・・ 私たちはいつも「悩み」の渦中にいる

      所長つうしん 2017年6月30日

      私たちはいつも「悩み」の渦中にいる

       私は、胸の奥にとてつもなく大きな石がど~んと沈み、「どうしてこんなに人生って苦しいのだろう…」と感じて、全てを放り投げたくなる瞬間がありますが、皆さま方はそんなご経験はありませんか?
       上手くコントロールできる方もいらっしゃるようですが、私の場合、器用に生きることなど土台無理な話で、心の中はいつもモヤモヤしています。

       そんなことをセンター内で話し合い、「女性の生き方・働き方大相談会」を7月9日(日)と11月3日(祝・金)に行うことにしました。(※講座・イベントの欄をご覧ください)
       まず、女性が抱え込みがちな悩みは一体全体何なのかを職員全員でリサーチしました。この大相談会では10種類の面接相談を立ち上げ、専門家から適切なアドバイスをしていただけます。

       「孤独」そして「孤立」こそタチの悪い敵のように思えます。悩みを少しでも緩和させるために、ひとりで悩まずご相談なさってみてはいかがでしょうか。
       まだ一部の相談については空きがありますので、どうぞ女性センターへ予約のお電話をください。
       なお相談事業は、「女性の生き方・働き方大相談会」以外に、定期的に面接相談と電話相談も行っていますので、毎月15日号の「広報ぎふ」をご覧ください。(※女性のための相談室)
       もちろん無料ですし、個人の秘密は
      お守りします。

       貴方のお心がほんの少しでも晴れ、ご自分らしく生きていただけるよう、女性センターはこれからも応援してまいりますので、どうぞ遠慮なくご利用ください。

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                            岐阜市女性センター所長  寺松 みどり  

      ❻ 「所長つうしん」 男で〇、女で〇、共同作業◎。

      所長つうしん 2017年6月 1日

      男で〇、女で〇、共同作業で◎。

       6月23日から29日までの1週間は、「男女共同参画週間」です。
       毎年、内閣府ではキャッチフレーズを募集し、今年は、応募総数3,050点の中から選ばれました。埼玉県の男性が考えられたキャッチフレーズだそうです。 

      ロゴ(430×60ピクルス).png

      「男で〇マル女で〇マル共同作業で◎二重マル。」

       1999年6月23日に『男女共同参画社会基本法』が施行されて18年が経ちました。
       世界レベルで見ると、日本は今も男女格差が強く残る国ですが、老若男女すべての人が生きやすい社会を皆で築いていきたいものです。

       さて、岐阜市女性センターでは、この週間に合わせて、4つの事業を企画しましたので告知させていただきす。 まず、6月24日(土)午後から、〈講演会〉と〈交流会〉を開催します。
      テーマは「ママ、おうちで起業したよ!~自分の想いをカタチにする秘策~」です。講師として神馬友子さんをお迎えします。(※講座・イベントの欄をご覧ください)
       講演会の後には、神馬さんと2人のステキなゲストをお迎えして交流会を開きます。私もコーディネーターとして登壇させていただきます。
       楽しく本音をトーク! 多様な女性の働き方に注目です。
       どちらもまだ定員に余裕がありますので応募をお待ちします。

       さらに、6月16日(金)から29日(木)まで、「ぎふの輝き人」展をハートフルスクエアーG2階及び岐阜市役所本庁舎1階で同時開催します。是非ご覧ください、これは必見ですよ!
       また、ハートフルスクエアーG1階の図書館分館内と2階の女性センター図書コーナーで「男女共同参画関連図書コーナー」を設けます。オススメ図書の展示や貸出しをしますので、お近くにおいでの際は、どうぞお立ち寄りください。

                               岐阜市女性センター 所長  寺松 みどり

       

       

       

      ❺ 「所長つうしん」 性の多様性について知り、理解するために...

      所長つうしん 2017年5月 1日

      性の多様性について知り、理解するために…

       LGBT(エル・ジー・ビー・ティ―)という言葉を知っていますか。
       ALLY(アライ)という言葉を知っていますか。

       私は英語があまり得意ではありません。ですが「男女共同参画」について学んでいくと、英語で表現される言葉が意外と多いことに気づかされます。

       さて、先ほどの「LGBT」は、4つの単語の頭文字をとって並べた言葉で、性的マイノリティ(少数者)の総称のひとつです。  
          L(レズビアン)        :女性の同性愛者
          G(ゲイ)         :男性の同性愛者
          B(バイセクシュアル) :両性愛者
          T(トランスジェンダー):「体の性」と「心の性」が一致しない状態(性同一性障害を含む)
       テレビや新聞などで取り上げられるようになり、社会的に認知度は上がってきていますが、いまだに充分に知られていません。
       そして、「ALLY」は、「同盟者」の意味の英語が語源でLGBTを支援するLGBT以外の人を指します。
       岐阜市女性センターは十数年前からアライとして、市民団体を様々なシーンで応援してきました。
       この5月27日(土)午後1時30分からの『男女共同参画講座』では、「実はきいてほしいことがあるんだけど…~LGBTってなんだろう~」をテーマに開講します。(※講座・イベントの欄をご覧下さい)
       学校や医療関係の方々にも是非ご参加いただけると嬉しいです。

       誰もが自分らしく生きられる社会、つまり「すべての人のため」の男女共同参画社会を築いていかなければならないのです。

      fuji.jpg           岐阜市女性センター 所長  寺松 みどり

       

       

       

      ❹ 「所長つうしん」...春です! 29年度がスタート

      所長つうしん 2017年4月 1日

      春です! 29年度がスタート

       岐阜市女性センターは、職員みな元気に新年度を迎えました。
       男女共同参画社会の実現に向けて、市民の方々のためのセンターになれるよう頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

       今年度は新しい事業が目白押しです。主に「女性の活躍応援」や「ワーク・ライフ・バランス」の推進に重点をおいて取り組んでいきます。
       具体例として、「女性の活躍応援セミナー」(5月17日~・5回連続講座)では、受講者ご自身が自分の強みを見つけて、再就職や転職に向けて、一歩を踏み出していただけるよう応援していきます。
       また「女性の生き方・働き方大相談会」は、7月9日(日)と11月3日(祝・金)に行います。 
       既存の面接相談以外に、「医師によるメンタルヘルス」「産業カウンセラーによる職場での人間関係の悩み」「弁護士によるパワハラ・セクハラ・解雇などの労働いろいろ」など10種類程度の面接相談を行い、悩み解決の糸口になれるよう専門家が一緒に考えていきます。そしてもちろん、「ワーク・ライフ・バランス講演会」「ワーク・ライフ・バランス講座」も開催します。
       センター主催の講座やイベントは、すべてホームページ上や「広報ぎふ」などでそのつどご紹介しますので、是非ご覧いただけると幸いです。                                    

      sakura.jpg                        岐阜市女性センター 所長  寺松 みどり

       

       

       

       

      ❸ 「所長つうしん」

      所長つうしん 2017年3月 1日

      「てっての会」のみなさん、長年ありがとうございました!

       市民団体「てっての会」のご尽力により、平成16年からIMG_6436.jpgハートフルスクエアーG2階のこどもの部屋において、「子育て支援サロン」を始めました。
       最初の頃サロンに来てくださったお子さん達は、もう高校生になっている訳ですから、時間の速さに驚くばかりです。

       当時、サロンを立ち上げるにあたり、会員の方々の手により前年の平成15年にアンケート調査を実施されました。 
       アンケートは、10ヶ月児検診及び1歳6ヶ月児教室に訪れた保護者にその場で記入してもらうという方法で、有効回答数はなんと418人でした。
       その結果、「子どもに関する悩み」としては、第1位に「自分の時間が持てない」があり、全体の35%でした。
      また「家族や自分の悩み」としては、第1位に「仕事がしたい」、第2位に「父親が育児参加をしない」、そして第3位に「いらいらする」などが上がっていました。
       これらを踏まえ、「てっての会」のみなさんは、ママたちの育児不安や孤独感を少しでも和らげてあげたい、悩み相談にのってあげたい、という願いをこめてこのサロンを始められました。

       サロンの運営だけでなく、女性センターと一緒に「親育ち講座」(1コース4回連続講座)、「子育て家族支援者養成講座」、「子育て指導者サポート事業」、「HAPPY DAY(親子イベント)」など数多くの事業を支え続けてくださいました。私どもからは、感謝、感謝の言葉のみがあるばかりです。

       「てっての会」による、ハートフルスクエアーG内での「子育て支援サロン」は、この3月で幕を下ろしますが、今後スタイルを変えながら、活動を継続されていくそうです。
       心から今までのお礼と今後の活躍にエールをお送りします!

      岐阜市女性センター 所長 寺松 みどり

       

       

       

       

       

       

       

      ❷ 「所長つうしん」

      所長つうしん 2017年1月30日

      「ハートフルフェスタ2017」にお越しいただきありがとうございました            

       1月21日(土)・22日(日)・28日(土)・29日(日)の4日間、『ハートフルフェスタ2017』を開催いたしました。多くの方々にご来館そしてご参加いただき心から感謝申し上げます。
       ボランティア団体や市民活動団体の発表・展示・講座などで大変賑わいました。「開館15周年記念ブース」では、15周年を記念して「15」にちなんだ遊びにチャレンジ。年齢関係なく盛り上がり楽しいイベントとなりました。

       さて、1月29日(日)午後からは、「ハートフルネットぎふ」の合同企画として、「なぜ女性の議員が必要なの?~女性参政権行使70年 今、そしてこれから~」と題して、上映会と交流会を行いました。
       「ハートフルネットぎふ」というのは、市内を中心に男女共同参画、人権、福祉などの活動をする市民団体の集まりの名称で、女性センターを支えていただいています。

       今回の合同企画のテーマからも解るように、70年前の昭和21年4月10日は、日本において、女性が初めて参政権を行使した日です。敗戦後初めての衆議院議員総選挙が行われ、約1,380万人の女性が初めて投票し、39名の女性の国会議員が誕生しました。
       そんなことをつらつら思っていたら、私の祖母は(すでに亡くなっていますが)、43歳で初めて選挙権を得たことに気づきました。

       多くの女性の力によって、今の当たり前が当たり前ではなかった時代を乗り越え、現在に至りました…。
       選挙は社会へのパスポートです。私たちは社会情勢に関心を持ち、この権利を絶対に大切にしなければなりません。

      岐阜市女性センター 所長 寺松 みどり

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      (写真:ハートフルネットぎふ合同企画
       「なぜ女性の議員が必要なの?」 風景)

       

       

       

       

       

       

       

       

      ❶ 「所長つうしん」を平成29年1月から始めます!

      所長つうしん 2017年1月 1日

      今年も1年間よろしくお願いいたします!             

       今年から「所長つうしん」を始めます!
       私の様々な‟つぶやき”にこれから末永くお付き合いください。            

      hatoful2.jpg

       まず、岐阜市女性センターのこと。ハートフルスクエアーGの2階にあります。岐阜市における「男女共同参画(だんじょきょうどうさんかく)社会を実現するための拠点施設」です。

       国は、男女共同参画社会の実現を「21世紀の我が国社会を決定する最重要課題」と位置づけ、社会のあらゆる分野において、男女共同参画社会の形成を図っていくことを進めています。

       「その人らしく伸びやかに生きる」「性別にかかわりなく、個性と能力を発揮し、責任を分かち合いながらともに歩む」社会をめざします。だから、「自分は男女共同参画とは無関係」という人は存在しないのです。

       「所長つうしん」では、皆さまにわかりやすく「男女共同参画」についてご説明をしたり、岐阜市女性センターで開催するイベントや講座のあれこれについてお話をしてまいりますので、どうぞお楽しみに…。

       さて、1月21日(土)・22日(日)・28日(土)・29日(日)の4日間、『ハートフルフェスタ2017』を開催いたします。

       ハートフルスクエアーGは、平成14年1月26日に開館いたしましたので、なんと今年で15歳になります。多くの方々にご利用いただいた感謝の気持ちを込めて、楽しいブースや素敵なプレゼントを用意してお待ちしています。どうぞお気軽にお越しください。

      岐阜市女性センター 所長 寺松 みどり