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岐阜市女性センター - お知らせ

㉖「所長つうしん」・・・不正入試について考える

所長つうしん 2018年12月 7日

不正入試について考える                           

 東京医科大学の入試で女子受験生を不利に扱う不正が行われていたことが大きく報道されました。
女性への差別的な扱いをやめることが社会のコンセンサスとなっている時代に起きたこと、入試とい
う誰もが公正に行われていると信じていることが裏切られたことから二重の意味で驚かされました。

 女性の入学を抑制した理由としては、女性は結婚、育児などで退職することが多いこと、激務であ
る系列病院の外科医療などは女性に不向きであり男性医師を多く確保する必要があったことなどが挙
げられていますが、いずれも大学側の自分勝手な言い分と言わなければなりません。

 国においても女性活躍推進政策の一環として、「女性医師のさらなる活躍を応援する懇談会」を設
け、女性医師の働きやすい環境づくりに力を入れているだけに、時代に逆行する感じが強くします。

 今回の問題は、文部科学省高官の汚職事件の解明の中から偶然に発覚しました。この汚職事件がな
かったら不正入試はまだまだ続いていたはずです。
 女性を不利に扱う制度は表面的にはなくなりましたが、この事件からは、表面に見えないところで
女性を不利に扱う慣行が現在も続いているのではないかという疑問を感じさせます。
 見せかけだけではなく、実質的な男女共同参画の実現を目指さなければなりません。

                  ハートフルスクエアーG館長兼女性センター所長    西川 恭博

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㉕「所長つうしん」・・・秋の夜長に読書を

所長つうしん 2018年11月 9日

秋の夜長に読書を

 朝晩ずいぶん冷え込むようになり、すっかり秋めいた気候となりました。 s-2.jpg  
 秋と言えば読書には最適の季節です。女性センターの情報コーナーには男女共同参画に関係した本が取り揃えてありますので、今回はその中から1冊をご紹介いたします。
                                  

 「男女平等は進化したか」
  ~男女共同参画基本計画の策定、施策の監視から~

            鹿嶋 敬著 2017年7月発行

 著者は新聞記者から大学教授を歴任され、今も男女共同参画の分野で活躍をされています。また国の「男女共同参画基本計画」には第1次(2000年)から第4次(2015年)まですべてにかかわってきた方です。

 男女共同参画基本計画が作成されるに至った経緯や、日本ではいまだに「固定的性別役割分担意識」が根強いこと、最近注目されている女性活躍推進とその裏側にある日本的な長時間勤務など男性中心の労働慣行の問題など、著者が長年にわたり男女共同参画基本計画にかかわる中で深く考えてきたことがわかるとともに、男女共同参画をめぐる時の総理大臣の発言など興味深い話が展開します。

 男女共同参画社会基本法が制定されてから20年が経過しました。
 男女平等は進んだのかというのが本書のテーマですが、進んだ面もあるし、あまり進んでいない面もあるのが現状のように感じます。
 本書の中で著者が「固定的性別役割分担意識の解消」と「男性中心型労働慣行の変革」を繰り返し主張しているのが印象に残ります。

 そして、最終章は著者の思いである「ゴールは男女共同参画社会の形成」で締めくくられています。

   *女性センター情報コーナーには図書約300冊があり貸出もしています。

 

                  ハートフルスクエアーG館長兼女性センター所長    西川 恭博

 

   

 

㉔「所長つうしん」・・・女性の活躍スキルUPアカデミー(起業・創業編)

所長つうしん 2018年10月11日

女性の活躍スキルUPアカデミー(起業・創業編)

 女性センターでは、9月5日から3回にわたり「女性の活躍スキルUPアカデミー(起業・創業編)」を開催しました。今回の講座タイトルは「これさえ準備できれば大丈夫!私らしいプチ起業のはじめ方」です。

 第1回は「起業って何だろう?」ということで、女性の新しい働き方としての起業を考えました。
 まず自己分析から始めて、自分の好きなことや得意なことから自分の強みを知ります。次に発想から実行に至る起業の全体像の中で、現在はどのステージにいるのかを把握します。それから、自分の強みを活かして起業の実現を目指すための準備をします。
 また、ゲストとして昨年度この講座を受講した3名の方にも来ていただき、"起業に向けてどんな行動をしたのか"について、それぞれの経験を話していただきました。

 第2回は「注目度アップ!ネットでできる商品PR]で、起業準備の第2ステージとしてマーケティングを考えました。今回はゲスト講師として、SNSを活用したマーケティングを得意とし、女性の起業支援を積極的に行っている起業家に来ていただきました。スマホでできる商品PRとして、LINE@を使ったマーケティングを実際に体験してもらいました。

 第3回は「起業にかかるお金を考えてみよう」で、起業の最終段階として売上計画の立て方や資金計画、資金準備について学びました。また、日本政策金融公庫の職員の方に、融資事例や資金計画のポイントなどについてアドバイスを受けました。

 各回とも講座の後には自由参加で交流会を開きました。多くの受講者の方が参加し、自己紹介から始まって意見交換をしたり将来計画を話し合ったりして、昼食を摂ることも忘れておおいに盛り上がりました。
 この交流会をきっかけに、同じ志を持つ女性たちのネットワークが広がりました。

 

                    ハートフルスクエアーG館長兼女性センター所長    西川 恭博

 

 ☆「女性の活躍スキルUPアカデミー(起業・創業編)

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㉓「所長つうしん」・・・女性の活躍推進を考える

所長つうしん 2018年9月13日

女性の活躍推進を考える

 女性センターでは、10月20日、27日(各土)「女性の活躍スキルUPアカデミー(リーダー編)」
を開講します。                                                    (☝ 詳細・申込みはこちらをクリック)
 仕事で、あるいは地域やPTAなどでリーダーになる人たちを応援する講座です。タイトルは「自分の強みを活かす 私らしいリーダー像の見つけ方」で、女性リーダーの役割やあり方、マネジメントスキルを習得する講座となっています。関心のある方はぜひ受講してみてください。

 ところで、3年前に制定された女性活躍推進法は、企業などが女性の採用比率や管理職比率などの目標を設定し、目標達成に努力することを義務付けることで女性の活躍を推進しようとするものです。
 そこで今問題になっているのが、女性の管理職比率が国際的にみても大変低いということです。この理由としては、結婚や出産で退職をしたり、出産・育児に伴う休業で職業人としてのキャリア形成が十分できなかったこと等が挙げられています。

 また、育児介護休業法などにより、制度的には女性が働き続ける環境は整備されてきましたが、家庭内での男性の家事・育児の時間が増えていなかったり、職場の長時間労働の慣行などから、実際には女性が就業を継続する環境は厳しく、また、管理職登用も進んでいないと考えられています。

 女性がもっと社会で活躍するためには、働き方の見直しなどで、男性が家庭で18k.gif家事・育児に携わる時間を増やしたり、長時間労働をしなくても管理職が務まる
など社会全体が変化していく必要があります。  

                                      
 

                    ハートフルスクエアーG館長兼女性センター所長    西川 恭博

 

 ☆「女性の活躍スキルUPアカデミー(リーダー編)」のチラシはこちら 

       301020.jpg 画像をクリックするとPDF版が表示されます。

 

 

 

㉒「所長つうしん」・・・災害と男女共同参画

所長つうしん 2018年8月 8日

災害と男女共同参画

 7月8日、岐阜市に初めて大雨特別警報が発令されました。市内では、多くの人を対象に避難勧告が
出されたり、長良川の陸閘が締められたりしました。
 このため、女性センターでは当日予定していた講座「笑って元気、体も心も健康に」を急遽中止し、
9月30日に実施を延期しました。

 ところで、最近、各地で地震や大雨などによる大きな被害が相次いで発生し、避難所や災害復旧の
様子が毎日のようにテレビで報道されています。
 東日本大震災以降、日本全国いつどこで災害が発生してもおかしくない状況が生じている中で、
私たちは、災害を身近に発生しうるものとして心構えをしておかなければならないようになって
います。

 ちょうど、岐阜市では平成30年度から10年間の男女共同参画社会の25-chiiki.gif形成促進のための
施策を規定する
「第3次岐阜市男女共同参画基本計画」が策定されました。
この中で計画を
具体的に進めるための方針として
新たに "災害時における男女共同参画が加わり、方針の数は12個から13個となりました。

 これまでは、災害という非常時において、
     男女共同参画の視点はあまり重視されてこなかったように思われます。
 しかし、いったん大災害が発生すると避難の長期化が避けられず、
     
"意思決定の場に男女が共に参画することが必要であるという認識が広まってきました。

  防災から災害時の避難、被災後のことまで、
      男女共同参画の視点から様々な見直しをしていく必要があると思います。

                       ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 西川 恭博31-chiiki.gif


 

 

                     

  

                   

                                

 
 

 

 
 
 

㉑「所長つうしん」・・・政治分野における男女共同参画

所長つうしん 2018年7月 1日

政治分野における男女共同参画

 政治分野における男女共同参画推進法」が5月に成立、施行されました。
 日本の女性議員の割合は世界的に見て大変低く、国会議員の女性の割合は10.1%で、なんと193か国中第157位です。(2017年内閣府調査)
 私たちの身近な岐阜では、県会議員は3人で6.5%、市会議員は5人で13.2%です。

 女性議員が少ない理由としては、家族の協力を得にくいとか世間的には政治家は男性の仕事とみなされ、女性が目指しにくいなどが考えられます。
 最近では、育児中の女性議員が議会に出席するための託児の問題や、産休中の議会活動のあり方など女性議員が活動するうえでの制度の不備も指摘されました。

 ところで、なぜ女性議員を増やす必要があるのでしょうか。
 この答えとしては、女性ならではの視点(母親として、生活者としてなど)や女性のための政策(女性の権利、暴力、健康、子育てなど)に対する取り組みが期待できることがあげられます。
 政治は社会的に重要なことがらを意思決定する場であり、ここが極端な男性社会であっては、人口の半分は女性という社会の実態が正しく反映されているとは言えません。政治に女性が深く関わっていかないと、日本社会の男女共同参画は進まないのです。 

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 女性議員を増やすために、ぜひとも志ある女性には政治分野を目指してただきたいものです。それと同時に、日本でも議員定数の一定割合を女性に割り当てるなどクォータ制の導入を検討する必要があるかもしれません。

 

              ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 西川 恭博


 

 

                     

  

                   

                                

 
 

 

 

⓴「所長つうしん」・・・男女共同参画週間によせて

所長つうしん 2018年6月 2日

男女共同参画週間によせて

 6月23日~29日は男女共同参画週間です。
 平成11年6月23日「男女共同参画社会基本法」が施行されたのを機に定められました。

 女性センターでは、゛男女共同参画週間事業”として23日に講演会「幸せ人生100年時代の 仕事と生活プラン」、その後に交流会「夫のヤル気スイッチの入れ方」を開催します。
 講演会では、男性、女性それぞれが自分らしくイキイキといつまでも生活できるようなプランの立て方を講師にお話ししてもらいます。交流会では育児休暇取得経験のある男性をゲストに招いて、家事・育児の分担の秘訣を学びます。

 ちょうど先月には「政治分野における男女共同参画推進法」が成立しました。強制力はありませんが、今後、政党は選挙の際に候補者をできるだけ男女均等にするように求められます。数が増えればいいのかという議論もありますが、参画=意思決定の意味合いがありますので、意思決定の場である政治分野での女性の比率拡大を法律で促すことには大きな意味があります。

 基本法成立後、20年近く経って、また新たな法律を作らなければならない男女共同参画が進まない現実にもどかしさを感じるとともに、法律の後押しで女性議員の数が増え、日本でも女性の総理大臣が当たり前に受け入れられるような社会なることを期待したいと思います。

                           

                   ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 西川 恭博

 

☆「男女共同参画週間事業」を開催します。 

       23-29.jpg ☆講演会・交流会のほか、6月19日(火)~7月2日(月)まで
       ☝クリック      「男女共同参画」に関わる展示を行います。

 

                     

  

                   

                                

⓳「所長つうしん」・・・女性センターと相談

所長つうしん 2018年5月 5日

女性センターと相談

 今年で2年目となる『女性の生き方・働き方大相談会』を5月27日(日)に行います。

 女性センターでは、毎月5種類(法律、心、家計、再就職、健康)の面接相談を行っていますが、悩みの数は数えきれないほどあります。そこで、年2回大相談会を開催し、毎月行っている5種類の相談以外に10種類のテーマを選んで相談を行うようにしたものです。相談テーマは毎回見直しを行い、今回は新たに「仕事と暮らしの整理術」が加わりました。大相談会では専門家のアドバイスにより問題解決を目指します。
 相談は事前予約制で、5月5日時点でまだ少し空きがあります。これら10種類の問題でお悩みの方はお早めにお申し込みください。(詳しくは当ホームページ内の大相談会のページをご覧ください)。

 この他、女性センターでは毎日電話相談を行っており、こちらは悩みを聞くことで(相談者にとっては話すことで)相手の身に寄り添うことに努めています。
 最近、ストーカーによる凶悪事件などでは事前に警察に相談していたとの報道がされることがあります。相談する側とされる側とが同じ意識を持つことがどれほど大切か、相手の身に寄り添うことの難しさを痛感します。

また、女性センターの相談では、ジェンダーの視点に立って考えることが重要であると考えています。家庭の中で、職場において、女性が女性であるがゆえに悩まなければならない現実が解消するまで女性センターの相談事業は続きます。

                          
                   ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 西川 恭博


 

☆「女性のための相談室」を開設しています。 ☜ クリック!!

  ◆相談案内カード  
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  ※カードの配布を希望される方は、
   女性センターまでご連絡ください。                      

                          

                     

  

                   

                                

⓲「所長つうしん」・・・ 4月から新たなスタートです

所長つうしん 2018年4月 6日

4月から新たなスタートです

 女性センターの南にある公園の桜もあっという間に満開になり、そして散っていきました。今年の春は足早に通り過ぎていこうとしています。

 2年間ハートフルスクエアーG館長を務めてきましたが、4月から女性センター所長を兼務することになりました。これまでも女性センターの事業について相談や報告は受けてきましたが、当事者となればまた別物です。まして大ベテランの寺松前所長の後を務めることに大変な重圧を感じています。

 4月からは副所長も新たに加わり、女性職員4名、男性職員は私を含め2名の新体制でセンターを運営してまいります。女性センターはこれまで女性職員のみの職場でしたが、これからは名実ともに男女共同参画で事業を進めていくことになります。様々な視点を通して、さらに事業を発展させていきたいと考えています。
 より良きセンター、より良き事業を目指して頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 2階の生涯学習・ボランティア相談コーナーの一角に「女性センター情報コーナー」を設けました。エレベーター前などに分散していた労働情報や子育て情報などを一ヶ所にまとめ、昨年制作した啓発パネルを中心に男女共同参画について幅広く学べるコーナーとなっていますので、ぜひ一度ご覧になってください。

                          
              ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 西川 恭博

 

  ☆「女性センター情報コーナー」の様子・・・

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⓱「所長つうしん」・・・ お礼と感謝を...

所長つうしん 2018年3月25日

お礼と感謝を…

 春になりました。3月は「別れ」の月です。
 いつも職場の友人を見送り、4月には迎え続けてきた私ですが、この3月31日をもって満期退職により、16年間勤めてまいりました岐阜市女性センターを辞することになりました。
 施設をご利用いただいた皆さま、講座を受けていただいた皆さま、市民団体の皆さま、講師としてお越しいただいた方々、そして岐阜市主管課の皆さん、いつも一緒に働き、支え続けてくれた女性センターと生涯学習センター職員の皆さんに、心からお礼と感謝を申し上げます。

 ハートフルスクエアーGは平成14年1月26日に開館しましたが、私は正月明けと同時に施設に異動してまいりました。
 開館直前に行われた『内覧会』が昨日のことのように思い出されます。東海道線上り下り列車の「ガタン、ゴトン」という音を聞きながら、東西に長く真新しい施設を見て、これからここで働くのだと思うとワクワクいたしました。
 2階にある女性センターは、岐阜市における「男女共同参画社会の実現を推進するための拠点施設」です。国は「男女共同参画社会の実現」を21世紀における最重要課題としており、とても大切なミッションを持った施設なのです。
 事業企画をする上で「男女共同参画」に関する知識が乏しく解らないことだらけで、多くの関連図書を読みあさりました。それでも解らない時には大学院に4年間通い学びを深めました。
 女性センターで日々、皆さま方からシャワーのようにエネルギーをいただき続け、私の人生そのものが変わっていく実感を得ることも出来ました。
 一度きりの人生ですから、これからも目標高くジャンプしてまいります。
 スマイル、スマイル!…

 そして4月1日からは新所長のもと、女性センターはさらなる新時代の幕を開け飛躍していくことでしょう。
 皆さま方におかれましては、これまで以上に女性センターをご愛顧いただきますよう、心からお願い申し上げます。
 長い間本当にお世話になりました。
 皆さま方のご多幸とご健勝をお祈り申し上げます。

                         岐阜市女性センター所長 寺松みどり

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(講師としての風景)

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 (「SPECIAL!! おしゃべりサロン~ぎふの輝き人~」の集合写真)