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岐阜市女性センター - お知らせ

㉟「所長つうしん」多様な性のあり方について・・・

所長つうしん 2019年8月 8日

 

 多様な性のあり方について・・・

 最近メディアで「LGBT」という言葉をよく目にしたり耳にしたりするようになりました。
既にご存知の方も多いと思いますが、「LGBT」とは

L=Lesbian(女性の同性愛者)
G=Gay(男性の同性愛者)
B=Bisexual(両性愛者)
T=Transgender(体の性と心の性が一致しない状態)
  
の略であり、多様な性のあり方を表す用語です。
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 先月(7/13)当センターでは「固定観念を打ち破る~ジェンダーとLGBTから広がる多様な価値観~」と題し、ココロとからだ・性の健康関連講座を開催しました。

 時宜にかなったテーマで定員30名を超える応募があり、講師と相談の上、定員に拘らず応募者全員に受講してもらいました。講座ではLGBTを公表している芸能人の話題を中心に話が進み、非常にわかりやすい内容でした。受講生からはLGBTに関する理解を深めることができたとの感想が多く寄せられました。

 今後も旬のテーマで企画を立ててまいりますので、皆様の参加をお待ちしております。
 

                                          ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 小川 洋史

 

 

㉞「所長つうしん」参議院議員選挙について・・・

所長つうしん 2019年7月10日

 

参議院議員選挙について・・・

 7月4日に3年に一度の参議院議員選挙が公示されました。

 昨年5月の「政治分野における男女共同参画推進法」成立後初の国政選挙であり、女性候補者の比率が注目されました。結果としては28.1%と過去最高を記録しました。しかし内実を見ますと、野党が積極的に女性候補を発掘した反面、与党の候補者比率は3年前を下回りました。自民党の安倍総裁は努力不足を認めています。自ら努力不足を認めたということは、女性候補者の比率を高めなければいけないと認識していることは確かと思われます。

 まだ「政治分野における男女共同参画推進法」ができて1年です。法の整備には、社会の動きの方が早く法整備が後から追いかける、まず法律を作って社会の指針とする、と二通りありますが、「政治分野における男女共同参画推進法」は両面備えているように思います。

 法の精神は必ず社会に浸透します。次の国政選挙も女性候補者の比率に注目したいと思います。

 

               ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 小川 洋史

 

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㉝「所長つうしん」男女共同参画週間事業について・・・

所長つうしん 2019年6月13日

男女共同参画週間事業について・・・

 平成11年6月23日に男女共同参画社会基本法が施行されました。国は基本法の目的や理念の理解を深めるため、毎年6月23日~29日を男女共同参画週間として定めました。ちなみに今年のキャッチフレーズは①男女共同参「学」 ②知る 学ぶ 考える  私の人生 私がつくる の2つです。当センターは男女共同参画週間に先立ち、講師に上智大学法学部 三浦 まり教授をお迎えし、記念講演を6月8日(土)に実施しました。

 三浦教授は選挙で男女の候補者数が均等になることを目指す「政治分野における男女共同参画推進法」の成立に貢献した方で、当日は「新しい時代 どう変わる?政治とわたし自身」というテーマで講演をしていただきました。国際比較を含めた議会の状況、議員活動の実態etcを明らかにした上で、政治分野における男女均等の意義・方策を明確にされた講演内容でした。

 講演テーマがテーマだけに、岐阜市をはじめ各務原市、関市の議員8名(うち女性議員7名)が聴講され、講演会後の交流会にも6名が参加されました。交流会では活発な議論が交わされ、講師の帰りの電車の時刻ギリギリまで続きました。こんなにも熱い人が多いのかと驚かされる一日でした。

 今後も有意義な企画を立案しますので、多くの参加をお待ちしております。

 

               ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 小川 洋史

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㉜「所長つうしん」統一地方選挙で感じたこと・・・

所長つうしん 2019年5月15日

統一地方選挙で感じたこと・・・

 先月、統一地方選挙が実施されました。結果として女性議員は少し増え、全国の市議会では
女性が約18%を占めることになりました。15-shokuba.gif岐阜市議会では女性議員が1増の6名となり、
占有率は約16%と全国平均を少し下回っています。しかし、女性候補は全員当選しました。

 人口比でいけば50%は女性議員がいても不思議ではありません。世界の国々はどうなって
いるのか調べますと、女性国会議員が50%を超えているのはルワンダとボリビアの2国、
40%を超えるのは北欧3国にメキシコ、キューバ、南アフリカなどを加えた
11ヵ国のみです。(平成29年12月1日現在)
日本は調査した193ヵ国中157位。先進国では断トツの下位です。また、50位までにはアジアの国は1ヵ国もありません。これは古来儀式、政に女人禁制を敷いてきた名残りのように感じます。

 今ではそのような縛りがどんどん解かれてきていますので、徐々に女性の政治進出が広がるものと思いますし、そうならなければいけないと思います。  

               ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 小川 洋史

 

  ◆昨年5月に「政治分野における男女共同参画推進法」が成立しました。

  ◆6月8日(土)に女性の政治参画に関わる講座を開催します。
   「三浦まりさんが語る 新しい時代 ~どう変わる?政治とわたし自身~」☜詳細は クリック!!

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㉛「所長つうしん」 はじめまして・・・

所長つうしん 2019年4月10日

はじめまして・・・

 4月より女性センター所長を拝命しました小川でございます。
 どうぞよろしくお願いします。

 西川前所長よりバトンを受け、この「所長つうしん」を担当することとなりました。定期的に文章を書くことは初めての経験であり、何を書いていいのか手探りの状態ですが、何とか頑張っていこうと思っています。

 私は34年間行政分野で働いてきましたが、男女共同参画に関することは経験したことがありません。マッサラな状態です。しかし、それ故に予断もなく、ゼロベースで臨むことができると考えています。

 そういったニュートラル状態の頭で今疑問に思っているのは、“なぜ「女性センター」があって「男性センター」がないのか?”です。近年の社会情勢から鑑みると近い将来「男性センター」ができるのではないか、着任早々そんなことを考えました。皆様からすると、何をバカな、突拍子もないことを考えていると思われるかもしれません。そのような考えをはじめ様々な意見、様々な人間がいて、多様な社会を形造っています。

 私は天邪鬼のため他人と違うことを選択する傾向があるし、少数意見が好きな方です。
 こんな私ですが、しばらくお付き合いをお願いします。
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ハートフルスクエアーG館長兼岐阜市女性センター所長 小川 洋史

 

 

㉚「所長つうしん」・・・1年間ありがとうございました

所長つうしん 2019年3月27日

1年間 ありがとうございました                          

 女性センター所長として1年間過ごさせていただきましたが、4月から新たな職場に異動することになりました。短い間でしたが「所長つうしん」をご覧になっていただいた方々にお礼を申し上げます。

 この数年間で、女性活躍推進法が制定されたり働き方改革が提唱されるなど社会全体で男女共同参画社会の推進を後押しするような動きが強まっています。この背景には、人口減少と高齢化が進む日本社会を考えると "これからは女性と男性がともに協力して社会を担っていかなければいけない" という現実があります。
 女性も男性と共に働き、男性も女性と共に家事・育児を行い、これを可能にするようなワーク・ライフ・バランスを社会全体で実現することが必要です。

 そう考えると、男女共同参画社会は「将来の望ましい姿」から、
「これなしでは日本社会は成り立たない」という存在になったといえるのかもしれません。

 新しい時代の男女共同参画社会の実現に向けて、 
  岐阜市女性センターが大きな役割を果たしていくことを願っています。
 

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          ハートフルスクエアーG館長兼女性センター所長

                                                                              西川 恭博

 

 

 

 
 

㉙「所長つうしん」・・・プラチナ世代応援セミナー

所長つうしん 2019年3月12日

プラチナ世代応援セミナー                          

 3月6日、プラチナ世代応援セミナー「地域の子育て応援団 孫・他孫育ての新常識」と題して、
NPO法人孫育て・ニッポン  理事長  棒田 明子 さんの講座を開催しました。

 最近では、イクジイ、イクバアなどと呼ばれるように忙しい両親に代わって積極的に孫の育児に関わる
高齢者が増えています。
 しかし、親はインターネットなどから得られる最新の情報に基づく子育てをしようとし、祖父母は過去の
経験に基づく子育てをしようとします。このため、子育てに関する両者の考え方の違いから思わぬトラブル
に発展することもあり、この対処法の必要性を感じたことから会の活動が始まっ
たとのことです。 

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 また、自分の孫だけにとどまらず、他人の孫を見守ること
まで広げることで地域の子育ての大きな力になるのではないか
と考えています。高齢者にとっては生きがいとなり、若い両親
にとっては子育てのおおきな手助けになります。
 しかし、あくまでも子育ての主役は両親です。祖父母は手伝
いと割り切ることも大切だそうです。

  
  「孫育て10か条」

  1 育児の主役はパパ・ママ、祖父母はサポーター
  2 パパ・ママの話を聞く
  3 今と昔の子育ての違いを知る
  4 とがめるより、補う
  5 他の子、親とは比べない
  6 手、口、お金は、出し過ぎず、心と体力にゆとりを! 断る勇気も持とう
  7 「ありがとう」「ごめんなさい」を言う 親しき仲にも礼儀あり
  8 孫のほめ役、夢の最強応援団になる
  9 自分のライフスタイルも大切に
  10 老いていく姿を見せる      

                     出典:NPO法人 孫育て・ニッポン
 

プラチナ世代の男性も女性も、孫育てや地域の子育てに関わることで生きがいを持って輝いていきましょう。           

               ハートフルスクエアーG館長兼女性センター所長    西川 恭博

 

 

 

㉘「所長つうしん」・・・男性の育児休業について

所長つうしん 2019年2月 1日

男性の育児休業について                           

 ワーク・ライフ・バランスで男性の家事・育児をとりあげるとき、必ず話題になるのが男性の育児休業取得率の低さです。厚生労働省ではイクメンプロジェクトを立ち上げ男性の育児休業取得を推進していますが、平成29年の調査では男性の取得率は5.14%で(厚労省雇用均等基本調査)、2020年の目標値13%からは程遠いものです。しかも取得期間は1カ月以下がほとんどです。

 しかし、別の調査*では子どものいる男性の30%は1カ月以上の育児休業を取得したいと考えていたが取得できなかったと回答しています。様々な法律が整備され、多くの会社には男性も育児休業を取得できる制度が整えられています。ところが、職場の雰囲気が取得を許さないというのです。あるいは職場の空気を読んで自ら取得を諦めているといってもよいのでしょう。
 男のくせに育児休業するのかと思われたくないとか、自分が休むと職場のメンバーに迷惑をかけて申し訳ないといったことが考えられます。

 このような状況を変えるにはどうすればよいのでしょうか。 ikuji.jpg  
 理解ある企業トップが増えることも必要ですが、男性の育児
休業取得が当たり前という社会文化を作ることが近道に思われ
ます。
 世の中を変えるのは個人の勇気ある一歩からです。たとえ短
くてもよいので男性もとにかく育児休業を取ってみることから
始めましょう。

                  

               ハートフルスクエアーG館長兼女性センター所長    西川 恭博

 

「平成27年度少子化社会に関する国際意識調査報告書」内閣府
  【全 体 版】   ⇒【概 要 版】
  

㉗「所長つうしん」・・・ハートフルフェスタ2019

所長つうしん 2019年1月10日

ハートフルフェスタ2019                           

 ハートフルスクエアーGの開館記念イベント「ハートフルフェスタ」をフェスタ バナー.gif 
1月19・20日、1月26・27日に開催します。

 前半は生涯学習センターが、後半は女性センターが中心となって
館内全体をイベントで盛り上げ、子どもから大人まで幅広い人たち
楽しめる催しを開催します。
 

 女性センターでは、26日は女性センターを中心に活動しているグループがブースを設け、活動紹介したり、交流会などをします。27日は、ハッピーデーとして親子で楽しめるイベントを開催します。チアダンスや歌のお姉さんのコンサート、ミニSLやminiロボットなど楽しい企画が盛りだくさんです。

 また、26日にはハートフルネット合同企画として「災害に備える~だれもが安心!私たちが主役の避難所づくり~」を開催します。講師の吉田穂波さんは産婦人科医として東日本大震災で支援活動をした経験から、全国各地で母子救護など防災に関する事業を立ち上げている方です。女性の視点で見た避難所の問題点などをいっしょに考えてみましょう。

 岐阜市では近年、大きな災害は起きていませんが、全国各地で次々に発生している地震や大雨などの被害を見ていると、岐阜市でもいつ大災害が発生してもおかしくないように感じます。

“備えあれば憂いなし”・・・
災害がまだ発生していないこの時期に避難所のあり方を考えておくことには意義があると思います。

 

                   ハートフルスクエアーG館長兼女性センター所長    西川 恭博

 

◆ハートフルフェスタ2019(後半)のご案内 ⇒ 詳細はこちら

◆ハートフルネットぎふ合同企画
 「男女共同参画基本法施行20周年
  災害に備える~だれもが安心!私たちが主役の避難所づくり~」
⇒ 詳細はこちら
   

㉖「所長つうしん」・・・不正入試を考える

所長つうしん 2018年12月 5日

不正入試について考える

 東京医科大学の入試で女子受験生を不利に扱う不正が行われていたことが大きく報道されました。女性への差別的な扱いをやめることが社会のコンセンサスとなっている時代に起きたこと、入試という誰もが公正に行われていると信じていることが裏切られたことから二重の意味で驚かされました。

 女性の入学を抑制した理由としては、女性は結婚、育児などで退職することが多いこと、激務である系列病院の外科医療などは女性に不向きであり男性医師を多く確保する必要があったことなどが挙げられていますが、いずれも大学側の自分勝手な言い分と言わなければなりません。国においても女性活躍推進政策の一環として、「女性医師のさらなる活躍を応援する懇談会」を設け、女性医師の働きやすい環境づくりに力を入れているだけに、時代に逆行する感じが強くします。
 
 今回の問題は、文部科学省高官の汚職事件の解明の中から偶然に発覚しました。この汚職事件がなかったら不正入試はまだまだ続いていたはずです。
女性を不利に扱う制度は表面的にはなくなりましたが、この事件からは、表面に見えないところで女性を不利に扱う慣行が現在も続いているのではないかという疑問を感じさせます。

 見せかけだけではなく、実質的な男女共同参画の実現を目指さなければなりません。


                  ハートフルスクエアーG館長兼女性センター所長    西川 恭博