令和2年度岐阜市芸術文化奨励賞受賞者が決定しました
芸術文化奨励賞 過去の受賞者 2021年3月 9日
公益財団法人岐阜市教育文化振興事業団(理事長 後藤和弘)では、岐阜市の芸術・文化の振興に寄与することを目的として、公益財団法人ぎふしん記念財団の全面的なご協力により、芸術・文化の分野において将来の活躍が期待できる個人・団体に対し岐阜市芸術文化奨励賞を贈呈しています。
本年度におきましては6件の推薦があり、岐阜市芸術文化奨励賞選考委員会において、2名の受賞が決定いたしました。
なお、副賞につきましては、本奨励賞創設当初(平成8年度)より、岐阜信用金庫及び公益財団法人ぎふしん記念財団(理事長 髙橋征利)からのご寄附によるものであり、本年度で25回となります。
受賞者プロフィール
桂川成美さん 〔美術・版画〕 46歳 岐阜市
プロフィール1974年、岐阜県生まれ。愛知県立芸術大学大学院修了。2002年、日本版画協会展にて山口源新人賞・70回記念賞、山本鼎版画大賞展にて準大賞。2003年、養清堂画廊にて個展を開催、文化庁主催第36回現代美術選抜展に出品。2004年、日本版画協会展にて準会員佳作賞、高知国際版画トリエンナーレ入選。2006年、日本版画協会展にて準会員賞、クラコウ国際版画トリエンナーレ入選。2007年、 iギャラリー、樹樹画廊にて個展を開催、町田市立国際版画美術館企画展「木版画東西対決展」、CWAJ現代版画展併設展に出品。2011年、ギャラリーいまじんにて個展を開催、50CONTEMPORARY JAPANESE PRINTS(ティコティン美術館/イスラエル)に出品、高知国際版画トリエンナーレ入選。2012年、新しい地平から,2012(Galeria Prizmat/クラコウ ポーランド)に出品。2014年、岐阜現代美術館にて個展を開催。2015年、ギャラリーいまじんにて個展を開催。現在、岐阜聖徳学園大学教育学部准教授、日本版画協会会員。
波多野公一さん 〔美術・書【篆刻】〕 44歳 羽島郡岐南町
プロフィール
1976年、岐阜市生まれ。県立岐阜高等学校、国立東京学芸大学書道専攻卒業。2000年、日展初入選(以降12回入選)。同年、読売書法展入選(2002年・2003年 特選、2013年 奨励賞、2014年 読売新聞社賞を受賞)。2001年、謙慎書道会展入選(2004年 顧問賞、2017年梅花賞を受賞)。他各公募展に入選入賞。2001年、書の4人展「飛蓬書展」(東京芸術劇場)を開催。2018年、台日青年篆刻展(台北国父紀念館/台湾)に出品。2019年、6人展「八かく書展」(電気文化会館/名古屋市)を開催。県内では岐阜県書作家協会展、岐阜県書作展、岐阜市美術展覧会(2017年・2018年 市長賞)、ぎふ美術展(2018年 奨励賞、2019年ぎふ美術展賞)などに出品。現在、日展会友、読売書法会理事、謙慎書道会常任理事、全日本篆刻連盟理事、岐阜県書作家協会常任理事。
表彰式の様子
令和2年度岐阜市芸術文化奨励賞表彰式が、3月8日(月)午後3時30分よりグランヴェール岐山5F孔雀の間にて開催されました。表彰状は、公益財団法人岐阜市教育文化振興事業団の後藤勝弘理事長より、副賞各20万円の贈呈は、公益財団法人ぎふしん記念財団を代表し同財団の常務理事であり岐阜信用金庫専務理事の山口貴生氏より行なわれました。
写真 【前列】 左から受賞者の桂川成美さん、波多野公一さん
【後列】 左から後藤和弘事業団理事長、柴橋正直市長、(公財)ぎふしん記念財団 山口貴生常務理事