岐阜市の遺跡
上尻毛高田遺跡
場所
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岐阜市上尻毛八幡ほか | ||
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主な時代
遺跡の種類
出土品
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古墳時代~中世
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集落・官衙(かんが)関連 |
竪穴建物跡・掘立柱建物跡・溝・土坑など
土師器・須恵器・灰釉陶器など
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報告書
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『上尻毛高田遺跡-都市計画道路西部縦貫道線道路改良工事に伴う緊急発掘調査-』 『平成20・21年度岐阜市市内遺跡発掘調査報告書』 『平成22・23年度岐阜市市内遺跡発掘調査報告書』ほか |
詳細
上尻毛高田遺跡は、岐阜市の西側、根尾川が形成した扇状地上に立地している古墳時代前期から中世にかけて営まれた集落遺跡です。遺跡の南側には古代の道路(官道)である東山道が東西に延びていたとされます。
上尻毛高田遺跡がある上尻毛地区は、平成2~7年にかけて行われた岐阜市遺跡詳細分布調査によって古代から中世にかけての遺跡が多数あることが確認されており、平成22・23年度に都市計画道路西部縦貫道線道路改良工事に伴い、当遺跡内で発掘調査が実施されました。
発掘調査の結果、平安時代の建物跡(掘立建物跡・総柱建物跡)を10棟確認しています。建物跡の周りから土器(灰釉陶器)が大量に出土したほか、同時期の畿内の土器(黒色土器)が出土していることから、古代には役所(官衙)に関連する施設があったものと推定されています。
また古代以前では、古墳時代前期頃の住居跡(竪穴建物跡)が確認され、古墳時代からこの地に住居を構え、集落を形成していたことが分かっています。
平安時代の建物群 平安時代の遺物(灰釉陶器ほか)
古墳時代の住居跡 住居跡出土土師器(古墳前期)