ボランティアスタッフ活動の様子
自然は友だちキャンプ 『春遊び編』 5月1日(水)~2日(木)、16日(土)~17日(日) 各1泊2日
活動の様子 (令和元年度)
活動を通して感じたこと・思ったこと
今回で子どもキャンプの班担当は5回目でした。毎回、子どもたちの特徴も違うし、声のかけ方も異なりますが、それが自分の経験の1つとして、身についている気がします。今回は5人班の中で1人1つ役割りを与え2日間過ごしてもらいました。そうすることで、1つのことに責任がもてたり、その子についていったり、時にアドバイスをし合ったりすることで、1つ1つの活動をみんなで協力し、スムーズに行うことができたと思います。しかし、課題も多くあります。コミュニケーションが苦手な子が班にいて、そのことを同じ班のメンバーに伝えられなくて、お互い戸惑ってしまう場面がありました。このような場面で、どうフォローをしていくのが良いか難しいなと感じています。これからもボランティアに参加して、1つでも今の課題のヒントを見つけられるといいなと思います。今回は、とても楽しんで活動ができ、子どもたちに「ごぶりーん!!」とキャンプネームで何度も声をかけてくれたことが、とても嬉しかったです。次回も、今回の活動を活かして、頑張ります!!ありがとうございました。
大学3年生:あやめ
私の班の子は、言われたことは本当によく守れますが、自分から気付いて動くことができていませんでした。「次は何するんだっけ?」と私が問うと「・・・。」と黙り込んでしまったり、私に「~してね」と言われた仕事をこなすとブラブラと遊びに行ってしまったりで、誰かがまだ何かを作業していても手伝ってあげることができなかったり待ってあげられなかったりと、私が指摘して初めて動くことが多かったです。私自身もそれを見かねて動いてしまい、結局子どもたちに気付かせることができなかった場面もあり、私が動いて良い事と悪い事の線引きが難しいなと感じました。また、班の子であまりしゃべらない子が途中泣き出してしまい、理由を聞いても答えてくれませんでした。最後までその理由は分かりませんでしたが、泣く程「辛いな」と思わせてしまった自分が本当に情けないですし、答えてくれなかったことについても私にまだ隔たりを感じていたからだと思います。私もその力不足に泣きそうになりました。ただ2日目のウォークラリー終了後、笑顔が見え、私や班の子と楽しく会話してくれたことは、とても嬉しかったです。何度も声かけをし、笑ってくれるよう根気よく接したことが、少しでも報われたような気がして、これからの糧になりました。
大学3年生:ちひろ
今回は班担当2回目でしたが、反省点が多くありました。1日目、子どもたちと会った最初は皆としゃべりながら打ち解け合うことができました。テント設営では全員で協力しながら行えましたが、その後のヨモギ団子作りと野外炊事ではあまりうまく行えませんでした。自分がやりたいことだけをやり、他のことは別の人に任せるという状態が続き、全てを終えるのに時間がかかってしまいました。こういうときにどのような声をかけてあげるのが良いのか分からず、結局自分でやってしまい少しきつい言い方をしてしまいました。子どもたちが2日間楽しいキャンプを過ごしてもらうには自分勝手な行動をさせないことや、安全面に配慮するのに集中し過ぎてしまい、自分が笑顔でやれていないと思い2日目はその反省点に気を付けた言動をしました。朝食調理ではみんなが別々の分担をやって作業していたので、気をつけてよかったし、嬉しかったです。また、春遊びウォーキングでは、女の子班に声をかけながら進んでいる姿がありました。この2日間で、子どもと関わる際に気を付けることや、自分自身の言動にも注意することが見つけられました。次回キャンプの班担当になったときは、今回よりも楽しんでもらえるよう工夫していけると良いです。
大学4年生:あやね
ボラスタ5年目にして、初めての子どもキャンプと班担当でした。班担当としての役割を全うできるのかという不安と緊張でいっぱいでしたが、子どもたちが笑顔で「ありがとう!楽しかった!」と言って帰ってくれたので、良かったと心から思いました。私は女の子5人の班を担当しました。リーダーとしてどんな声かけをしたら、上手に班をまとめて活動できるのか、とても悩みつつ1つ1つの活動に取り組みました。でも、時間が経つにつれて子どもたち一人一人の特徴や性格が分かってきて、どんなアプローチをするのが適当なのか少しずつ分かるようになりました。良いなと思ったことも、直してほしいなと思ったことも、子どもによって、伝え方を工夫することで自信に繋がったり、内省を促す機会に繋がったりしたように思います。これからも、少年自然の家でのボランティアを含め、様々な機会の中で生身の子どもと関わること、その中での経験や感じたことを大切にしていきたいと改めて思いました。2日間、笑顔いっぱい元気いっぱいの子どもとキャンプを楽しんで、とっても元気をもらいました。子どもたちの純粋さ、素直さにも触れて素敵だなぁと思いました。子どもの頃たくさん参加していた子どもキャンプに、班担当として、お誕生日に、また令和元年初日に参加できたことは一生思い出に残ると思います!!毎回、貴重な体験をさせていただいているなあとつくづく思います。2日間お疲れ様でした。ありがとうございました。
大学院1年生:みづき